最近、SNSやニュースで「Z世代が会社から切られている」と
特に欧米では会社都合の解雇者数のうち約半分が20代、いわゆるZ世代
彼らは最悪の世代と揶揄されることさえあり、真っ先にリストラ候補となっているそう
若者の解雇が増える背景には複数の理由が
まず1つ目は仕事の削減
企業はAIやロボットによる自動化を進めています
また、完全に自動化できないSNS運用や競合リサーチ、事務作業など
かつて新卒や若手が経験を積みながら担当していた仕事の多くは、外注やフリーランスに任されるように
これにより、若手が成長するための実務経験が得にくくなり
「即戦力でないからいらない」という判断がされるように
結果として、中堅社員は残る一方、育成コストのかかるZ世代が減らされています
2つ目は金融状況の変化
コロナ禍の超金融緩和期には銀行がお金を貸しまくり
多くの企業がスタートアップや新規事業で若手を大量採用
しかし、その後急激な金利上昇で投資家からキャッシュを増やせとのプレッシャーが
企業はコストカットに走ることに
その結果、一気に採用した若手はもう必要ない
3つ目はリモートワークの影響
コロナ禍でリモートワークが普及し、成果は数値化しやすくなった反面
上司との信頼関係や同僚との連携が希薄に
その後、突然オフライン出社が増えた結果
居場所を失ったり、守ってくれる上司がおらず、孤立した若手がリストラされやすく
4つ目はZ世代の働き方の価値観の違い
若者は自分らしさやメンタルヘルス、ワークライフバランスを大切に
例えば、上司の指示に「なぜやるのか?」と疑問を持ったり
電話よりチャットを好み、がむしゃらに働くより健康的に長く働くことを重視し
こうした価値観は社会の主流になりつつありますが、一部の企業文化とはまだギャップが大きい
5つ目がZ世代が持たれているイメージ
人事担当者がZ世代について
「モチベーションや主体性がない」「プロ意識が低い」「コミュニケーション能力が低い」「権利意識が強く、すぐに傷つく」
といった偏見を持ってしまうことで
「扱いづらい」「すぐ辞める」
と短絡的に判断してしまうケースも
実は、これが一番大きな理由だとも目されています
では、どうすればいいのでしょうか?
企業は、これまで通りでは人材が育たない現実を認める必要が
一方でZ世代も自分の価値観を通すだけではなく
もっと広い視点で働き方を捉える力が求められているかもしれません
世代間の違いは対立のためではなく、組み合わせることで新しい化学反応を起こすためにあります
お互いの当たり前を少しずつすり合わせ
新しい働き方を探っていくことが一番健全な道と・・・
・・・ただ
不況時のリストラで必要な人材が、事業の継承に支職障が
就職氷河期で、今もまともな職に就けない方が
その分いわゆる内需が細ってる
税収も落ちてるはず
シャバにとっては・・・
今日は~
シラン/ Bletilla striata reichb. fil
ウチに残した?最後の1株
このままサビが出なければ・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿