2026年8月13日木曜日

インフレを超える賃上げは・ウソ

道各社の世論調査で高市内閣の支持率が急落?
(もっと下がらない不思議)
外国人問題を取材するライターの九戸山昌信さんは「賃上げが進まず、期待を裏切られたと感じるのではないか

外部不経済
企業の営利活動などに伴い発生する弊害が対価の支払いのないまま無関係な第三者に不利益や損害を与えるコト
かつての公害がそうだったように、当事者意識が薄く、因果関係の証明が困難なほど蔓延しやすい
今の日本で言えば、インバウンド観光と外国人労働者受け入れ
つまり日本社会と外国の内外差(文化や賃金水準、通貨の差)を利用した政策がその条件に当てはまる

インバウンド観光では最前線の京都市の個人市民税収は、直近5年(19→24年)のデータで1175億円→1177億円とほぼ変化がなかった
経済的恩恵は関連事業者に限られ一般市民にはその恩恵がほぼない
逆に伝統的な商店がインバウンド向けへと置き換わり、混雑やマナー問題、ホテル代の高騰といった現象は“観光公害”とも言われるほど
企業の利益追求の手段として活用した内外差の負の側面が、都合よく国民に転嫁されるのは外部不経済そのもの

そして深刻なのは、政府や自治体が推進する共生政策
つまり人手不足解消を名目とした外国人労働者受け入れ政策(移民政策)
賃金構造基本統計調査(厚労省)などをもとに、直近5年間で外国人参入の多い業界と少ない業界の賃金を見ると
外国人参入率が高い業種ほど日本人の賃金上昇が抑えられている
安価な外国人労働力の供給が賃金上昇を阻害するという指摘は多々あったが
最も参入率が高い飲食・宿泊サービス業は物価上昇を反映した実質換算ではー4.2%
この業界は産業別賃金水準でも最下位
外国人労働者が企業による人件費抑制の手段として作用している側面が強い
黒字リストラが進む事務職と比べても格段に悪い待遇であり、実態は待遇が悪化した分野で人手不足
同様に、飲食やコンビニのアルバイト時給に影響が大きい最低賃金の上昇率が、外国人人口が多い東京より外国人がほぼいない秋田のほうが高かった

その一方、賃金が低い外食産業や製造業、建設業の上流にある上場企業の業績は絶好調
直近決算では、大手コンビニ2社は過去最高益
実質賃金ベースでー2%だった建設業も、大手、準大手ゼネコンでは、約半数が最高益を更新と報じられている
国内売り上げがほとんどの代表的な外食チェーンの上場親会社5社も、すべて過去最高益を更新
営業利益率が10%(同業平均5~6%)を超えるチェーンほど外国人比率が高い
つまり外国人雇用は「社会インフラを支える人手不足対策」というより、企業利益の拡大を支える手段になっている

なぜ外国人参入が進むと賃金が上がりにくくなるのか
これは経営者視点で日本人と外国人の人件費を比較すると
成果物に外国人との差が出にくい定型業務であれば、職場の従業員を日本人から安価な外国人に切り替えるほど、その差額が儲けに
そこで一般的な部品会社の現場従業員をモデルケースに、損益を見る
賃金構造基本統計調査をベースに同等の経営内容の部品会社2社で、現場従業員(「金属工作機械作業従事者」事業規模10~99人)
20人が日本人のみのA社と、20人のうち7人を在留資格 特定技能の外国人労働者に切り替えたB社の年間人件費を試算
諸費用も按分した年換算分を算入している
A社の日本人従業員の年間人件費は1人あたり547万円
B社の外国人従業員が385万円であり、会社側が支払う人件費に162万円/1人の差
外国人従業員を雇った場合の内訳は
特定技能の月額賃金がおよそ22万円(賃金構造基本統計調査)、これに寸志を加算し、月々3万円程度とされる登録支援機関へのサポート委託費(監理料)や受け入れ時の諸経費を算入しても、会社側が支払う総人件費は年間で400万円弱
これが月額賃金19万円の技能実習になれば、さらに安くなる
一方、日本人の場合、年収は430万円程度だが諸費用を含めた会社側が支払う総人件費は年550万円近く
外国人労働者の人件費は賃金は日本人と同等以上が法的原則
実際の大きな人件費差の要因は雇用期間の差
外国人は原則、ビザの都合で最大5年で定期昇給がリセットされる労働者として計算される
一方、雇用の継続が前提となる日本人は定昇とそれに連動するベア、賞与、退職金、社会保険料の会社負担分など複利で人件費が膨らみ人件費コストの差が出る
日本人であれば月額20万円の賃金スタートでも、年2%の定昇の継続で15年後には27万円になり
5年間で平均22万円の特定技能とは、月額賃金だけで年60万円の差となる
前提となる労働期間に大きな差がある以上、決して同等にはならず、現実には外国人労働者を雇うほうが日本人労働者より安くつく
これが、経営者が外国人雇用に傾くカラクリ
かといって更新回数に制限がなく長期滞在が前提となる特定技能2号を増やせば、政府が否定する移民政策と同じになってしまう
経営者が5年限定の外国人労働者を新規採用できる環境さえあれば、状況は変わらないだろう
かわいそうなのは外国人導入に舵を切った職場で働き続ける日本人従業員
低賃金を厭わない外国人労働者を受け入れる職場では、経営者にとっては昇給抑制がしやすく
日本人従業員の昇給は遅れ、待遇が悪化し離職が進む
受け入れ政策とは、日本人労働者から経営者へのステルス的な所得移転政策?
そして離職者が増えると発信力が強い企業側は
「日本人は辛い職場で働きたがらず、人手不足だ」
すると政治が動き、世論も理解を示し、外国人受け入れがさらに進み
「我々の業界も」と受け入れ業種が拡大していく
労働力確保の手段が、賃上げではなく、人手不足の主張による外国人雇用
結果“外部不経済政策”になってる
「日本人はすぐ辞めるから外国人を雇う」というのは・・・
もちろん、政府自民党が作った政策に乗って来日する外国人自身に罪はない
経営者の意見をいれ内外差を利用した政策を採る、お国が・・・
とはいえ外国人が働く現場は利益率3~5%の中小企業が約6割を占める
他社との競争を考えれば導入せざるを得ない面もある
結果、過去最高益を更新し続け、利益率7%超まで拡大している大企業の利益の一部になっている

一方で、外国人労働者を地域住民として受け入れる際に生じる負担は利益を得る企業ではなく、社会が被る
社会通念や価値観が大きく違う民族同士が、同じ地域で暮らせば文化摩擦が
そもそも自分の意思による自己都合で来日した人でも
日本人が作った社会システムの“導入コスト”を回避し、わずかな維持コストの負担で生活ができる
これが「外国人だから」という感緒的な問題にすり替わり
受け入れ負担が日本人持ち、不満を感じる人が増えるのも無理はない

特に、賃金水準が低く、税や保険料の納付が限定的な外国人に子供がいる場合
認可保育園に通えば年¥200万、公立学校に通えば年¥100といった公費負担も日本人にのしかかる
日本人同様に、社会へ高額な育児負担が発生する外国人を、安価な労働力目的として受け入れる政策自体が?
民草からの税収が
外国人を雇う中小企業(大企業もだけど)、その上前をハねる大企業の儲けに

そもそも、「外国人受け入れ政策」(共生政策)とは誰のための政策なのか
大前提として、社会インフラを支える手段は“労働力”であって、“外国人”という属性ではない
現在の日本は「労働力人口は日本人だけで過去最多」
「企業業績は過去最高だが労働分配率は過去最低」
さらに人口減少スピードを上回るAIやロボット化の合理化予測という状況にある
経済の原則に照らせば、外国人受け入れは賃上げと省力化をやり尽くした後で検討されるべき最終手段のはず
かつて90%超を中国に依存したレアアースの輸出規制問題もコストをかけてサプライチェーンを再構築し、依存度を60%台まで下げた
代替策は必ずとられる
国内の労働力人口に占める外国人労働者の割合は3.6%と限定的
高度経済成長時代は有効求人倍率が1.6(現在は1.17)と高かったが
賃上げと機械化で乗り切って経済の力強さに繋げた

外国人が日本で働いてるからといって、その労働が日本人にできないという理屈は通らない
「物価上昇を抑えている」という説も直近4年で1.5倍と拡大する企業の利益率を見れば
その利ザヤは物価上昇の抑制ではなく企業利益の一部を支えているのは間違いない
企業側が内外差による“いいとこどり”ができる政策を「共生政策だ」と・・・?

高市政権は永住要件厳格化の検討や、現在5万人弱の経営・管理ビザは厳格化したが
40万人いる特定技能では送り出し国での支援拡充や、対象業種を新たに3分野追加
さらに家族帯同も可能な特定技能2号や派遣労働の担い手となりつつある技人国が急増するなど、拡大路線自体は継続中
格差と氷河期世代を生んだ“低賃金労働モデル”を移民政策で踏襲し
賃上げやその原資となる価格転嫁を促すのもポーズに留まることは結果の数字をみても明らか
秩序ある?共生社会推進として、わざわざ地域社会に民族的、経済的な分断が発生してしまうことを容認し加速させている
この共生という美しく、反論しにくいワードが、政策のラベルとなることで
不利益を訴えたい国民の声には、差別や排外主義という罪悪感が立ちはだかり、封殺される
全国知事会が昨年11月の共同宣言で
「事実やデータに基づかない情報による排外主義を強く否定」
立証能力に劣る庶民による抗議の権利すら、事実上奪う?

・・・ただ、今は給料が安い、¥が安い
で外国人も・・・
外国人労働者を安く使うことが共生?
それに切り棄てられた氷河期世代の雇用は?

ウワっ面は豊
民草は・・・
な世界に

今日は~
バイカイカリソウ/Epimedium diphyllum
4月の終わり
最近、ホントに梅花なのか?
距(細長い突起?)が有りそな・無さそな・・・
まあ雑種とかイロイロあるみたいなんで・・・
右上のラショウモンカズラも盛りの頃

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