2024年11月16日土曜日

トラさん人事 2題

またトラさんネタ
これまで直情的だったトランプ話法が、陰湿で意地悪になってきた?
かつての同僚で袂を分かったポンペオ氏への、ほめ殺しはかなり狡猾で陰湿だった
それは共和党の反トランプ派追放劇のはじまりであり、その裏には狡猾なプロパガンダ・システムが・・・
さらに、来年からアメリカの中枢を支えるトランプ人事からは、トランプの野心が丸見え
トランプ次期大統領が従来のスタイルとは異なる”京ことば”を使うようになったことは、陣営・政権内部の規律強化を示唆するもので、内部崩壊でガタガタであった第1次政権からの反省?
(京ことばとは、「ええ時計してはりますなあ」は、相手の時計を褒めることで「時間見よし、早よお帰りやす」というような、やや陰湿な言いまわしのことを指す)
具体的には今回の選挙運動を統括し、新たに次期首席大統領補佐官に指名された最強の政治コンサルタント、ことスージー・ワイルズ氏が
トランプ氏の大統領らしくない部分を抑制する役割が上手く機能している

たとえばトランプ候補が7/31にシカゴで開催された全アメリカ黒人ジャーナリスト協会(NABJ)の年次大会の質疑応答
「ライバルのハリス候補はずっとインド人だったのに、急に黒人に変身した。誰か調査すべきだ」
「彼女は黒人と見られたいようだ」
などと問題視されることが確実な発言をした際に、それ以上ダメージが拡がらないよう予定時間を早めて切り上げさせたのは、ワイルズ氏
また発言を未然に止めさせることはできなかったものの
9/10の大統領候補討論会でトランプ氏が
「オハイオ州スプリングフィールドのハイチ人不法移民が犬や猫を捕まえて食べている」
とデマを話した際に
スタジオにいたワイルズ氏はトランプ氏を鋭く睨みつけていたのだという
その後トランプ氏は、この話をあまりしなくなくなった

トランプ次期大統領は基本的にワンマンの暴れん坊なのだが、ワイルズ氏による猛獣使いのスージー効果はすでに現れている
カマラ・ハリス候補が8/22の民主党全国大会で受諾演説をした際
トランプ候補以下陣営のトップが集まって分析を行い、トランプ氏が次々とトゥルースソーシャルでSNS発信をする場面の動画で
大きな会議テーブルを囲んでトランプ氏やワイルズ氏
政策を担当する大統領次席補佐官に指名されたスティーブン・ミラー氏
上級政治顧問のジェイソン・ミラー氏
国家情報長官に指名された民主党からの転向組であるトゥルシ・ギャバード元下院議員などが
大型画面を見て意見を交わしながらトランプ氏自身が発信したい内容を語る
その内容を人間プリンターの異名をもつ秘書のナタリー・ハープ氏が目にもとまらぬ驚異の速さでディクテーション(書き起こし)を行い
さらにトランプ氏のトレードマークである強調したい部分の全大文字打ちも指示されることなく、まるで彼の心の中を読むようにこなす
ハリス氏の演説中に、ほぼリアルタイムでトランプ氏の分析や反論がSNS上に流れたのは、このような仕組みが確立していたからだ
そしてトランプ氏の口述に関して、表現を弱めたり改善する点がある場合は、ワイルズ氏などが意見していたと思われる
このようなトランプ京ことばシステムが機能したのが、ヘイリー氏とポンペオ氏を第2次政権で起用しないと宣言した発信であったと見られる
直情的な発言が、有能な部下によって遠回しな形に修正された?

トランプ次期大統領は、平和と繁栄をもたらした大統領として後世に記憶されたいと伝えられる
ノーベル平和賞が欲しい?
それが彼を「ヒトラーのような独裁者」「権威主義者」と中傷する勢力に対する最大の復讐に?
だから次期政権の指針策定の基本となるのは、トランプ氏のレガシーづくり
この点において反戦の先頭に立っていたはずのハリス候補に代表される民主党主流派が
共和党のリズ・チェイニー前下院議員など軍需産業やネオコンと強い結びつきを深めたことは追い風に
過去の反戦の左翼は
今や一部の進歩派を除いて
戦争好きの左翼となり、トランプ次期大統領など平和の右翼から批判される対象になったから?
素人集団でネオコンやグローバリスト人材に依存せざるを得なかった第1次トランプ政権と違い
第2次政権の人間はレガシーづくりの重要性と、トランプ氏の目指すアメリカ・ファーストの本義をよく理解している

・・・いや
トラさんファースト

JDバンス次期副大統領や、国務長官として入閣するマルコ・ルビオ上院議員
行政の効率化と歳出削減を図る新組織 政府効率化省トップに起用される実業家のビベク・ラマスワミ氏
エネルギー政策担当者への指名が確実視されるノースダコタ州知事のダグ・バーガム氏など
彼らの多くは常識もそれなりに兼ね備えている

・・・いや
常識無いでしょ

そこに政府効率化省のもうひとりのトップとなる破天荒な大富豪のイーロン・マスク氏が加わって
政治をあらぬ方向に引っ掻き回す可能性もあるが、共和党が大統領と上下両院を押さえたため、大まかな方向性としては第1次政権よりも効率的な政権運営に?

・・・効率的?
混乱で機能不全に

ラトガース大学で人類学の教鞭を執るアレクサンダー・ヒントン教授
「トランプ氏がホワイトハウスを去ればMAGA運動も廃れる」
民意?により政治意思決定で大きな権力を与えられた政治的な流れは、より永続的で根深いものになるのでは・・・

11/14トランプ次期大統領が司法長官に指名すると表明した保守強硬派のゲーツ前下院議員を巡り、同じ共和党議員の間から厳しい目を向ける動きが広がりつつある
ゲーツ氏はトランプ氏が指名方針を発表した直後に下院議員を辞職
超党派の下院倫理委員会がゲーツ氏に対して進めていた性的な不適切行為や薬物乱用に関する疑惑の調査の報告書を11/15に公表する予定だったが、この辞職によって調査は打ち切られ、報告書が公表されるかどうかも不透明
またゲーツ氏は、17歳の少女の性的人身売買に関与した疑いで司法省の捜査を受けた経緯もある
こうした中でゲーツ氏の指名承認手続きを行う上院司法委員会の共和党ナンバー2であるジョン・コーニン氏は記者団に
自身を含めた上院司法委の議員が下院倫理委の報告書の内容を知るべきだとの考えを示した
「上院が判断を下す材料について制約を設けることは望まない」
報告書を見たいということかと聞かれると
「絶対に(見たい)」
ゲーツ氏の司法長官指名が承認されるかどうかの見通しについて
「現時点で票読みするのは時期尚早だ。しかし(ゲーツ氏には)多くの疑念がある」

ゲーツ氏は同僚議員の間でも評判が良くない
昨年にはマッカーシー下院議長の追い落としを主導して実際に議長解任につなげ
その後数週間にわたる政治的な混乱をもたらした

共和党のクラマー上院議員は記者団に
「ゲーツ氏は単なるお騒がせ屋ではなく壊し屋だ」
承認を得るためのハードルは高いと

ゲーツ氏は司法省や検察畑で仕事をした経験はゼロ
ただトランプ氏周辺は次期政権が公約としている不法移民の大量強制送還の実行や、議会襲撃事件で服役中の受刑者への恩赦、またトランプ氏訴追に関係した省内の人々への報復といった面で司法長官が重要な役割を背負うと考えゲーツ氏を起用したい意向

・・・平和と繁栄?
ありえねえ
プーさんや習さん同様
独裁者に・・・

今日も~
ディスコレア エレファンティペス/Dioscorea elephantipes

10月に入りカッパがでてきた・・・
10月終わり
ハッパが枯れた?
植替えをサボったせい?
あわてて鉢から抜くと
細いネっこが無い
ヤっちまったか~
取り合えず少し大きめの鉢に植え替え
復活なるか?

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