2025年7月16日水曜日

資格確認書とマイナ保険証を持っている人向けに交付される 資格情報のお知らせ の違い

非常にトマドう 資格確認書と
マイナ保険証を持っている人向けに交付される 資格情報のお知らせの違い
厚労省は「マイナ保険証をお持ちでない方には、これまで通り医療を受けられるよう、健康保険証の有効期限が切れる前に、資格確認書が交付されます」
「ご自身での申請は不要です」とXでコメント

また、資格確認書とマイナ保険証を持っている人向けに交付される
「資格情報のお知らせ」の違いについて、次のように紹介しています。

■資格確認書
マイナ保険証を持っていない人に交付され
医療機関などに提示することで受診できる

■資格情報のお知らせ
マイナ保険証を持っている人に
加入している医療保険の情報を知らせるために交付される
単体では受診できない。

・・・コレがググっても、なかなかヒットしない
さらに
ワタス、マイナ保険証持ってない
だけど
資格情報のお知らせ、が来てる・・・

なんかな~

今日も~
ラショウモンカズラ/Meehania Urticifolia

画は4月終わり
アっぷじゃ~
今シーズンは割とアチコチで咲いた
先シーズンは、あまり見なかったんで
一安心

プログラムとかAIで・・・

という調査結果
AI出力の評価・手直し・再出力などで無駄な時間が大量発生

生成AIの進化により人間の仕事がAIに置き換えられる事例が増えています
大手テクノロジー企業のMicrosoftでさえ、ソフトウェア製品のコードの30%がAIにより記述されている
しかし、すべてがいい方向に作用しているわけではないようで
2025年春に実施されたMETRの実験により、AIコーディングツールは人間の生産性を低下させていることが明らかに

Measuring the Impact of Early-2025 AI on Experienced Open-Source Developer Productivity - METR
https://metr.org/blog/2025-07-10-early-2025-ai-experienced-os-dev-study/

Measuring the Impact of Early-2025 AI on Experienced Open-Source Developer Productivity
(PDFファイル)https://metr.org/Early_2025_AI_Experienced_OS_Devs_Study.pdf

Not So Fast: AI Coding Tools Can Actually Reduce Productivity
https://secondthoughts.ai/p/ai-coding-slowdown

一部から、社会に壊滅的なリスクをもたらす可能性があると批判されるようなAIモデルの能力を評価する非営利の研究機関がMETR

METRは成熟したプロジェクトに取り組む経験豊富な開発者を対象に
AIツールがもたらす生産性向上効果を測定するための厳密な調査を
調査対象となったのは主要なオープンソースプロジェクトに携わりながら、中程度のAI使用経験を持つ16人の開発者
調査対象となった開発者には、246種類のタスクが書かれたToDoリストの中からコーディングタスクを選択してもらい
タスクを完了するのにかかるであろう時間を予測してもらいました
246種類のタスクにはランダムにAI使用可
またはAI使用不可が割り当てられており
これに従って開発者にはAIあり
あるいはAIなしでコーディングタスクを実施してもらいます
タスク実施時は画面を記録しながら作業に取り組んでもらっているため
タスク完了にかかった時間が正確に記録されているそう

開発者が予測したタスク完了にかかる時間、とAIを用いてタスクを実施した際の完了までにかかった時間を比較することで
AIコーディングツールによって生産性がどの程度向上したのかを計測
なおAIの使用が許可されたタスクでは
画面録画の84%で少なくとも何らかのAIツールが使用されていることが確認されています

調査結果としては全体平均で生産性が19%低下した、となっていますが
経済専門家は約40%、機械学習の専門家は約40%、調査に参加した開発者は調査中に約24%ですが
実際に生産性低下を体感した調査後でも約20%生産性が向上すると予測しました

この調査結果について、Googleに買収された文章作成ツール・Writelyの創業者であるスティーブ・ニューマン氏
「AIによって仕事が加速したと報告する人は、もしかしたら間違っているかもしれません」
「この結果は信じられないほどひどいです」
「この研究はAIコーディングツールが詐欺だと暴露しているわけではありませんが
AIには少なくとも今のところ重要な限界があることを改めて認識させてくれます」

被験者は「最も生産性が高まると思われる程度までAIを活用してください」と指示されるケースがあったため
一部の被験者はAIに熱中し過ぎて生産性を落とした可能性が指摘されています
しかし、被験者に提示されたタスクは
「通常通りAIを使用する」(70タスク)
「AIを使用する」(119タスク)
「可能な限りAIを活用する」(57タスク)
とほぼ均等に分かれており、AIの使用を強制するようなタスクは一部のみ

また被験者のAI使用経験はまちまちですが
調査開始時にCursor Proの使い方講座を受けるなど、AIツールの使用方法を学ぶ機会を設けています
なお、調査が行われたのは2025年2~6月で
このタイミングでは最新のAIツールであるCursor ProやClaude 3.5 Sonnet、Claude 3.7 SonnetといったAIコーディングツールを被験者は使用

調査では開発者へのインタビューと画面録画を分析することで
なぜAIを使うと生産性が低下するのか?
の原因をいくつか特定することに成功
最大の問題は、AIツールによって生成されたコードが一般的にオープンソースプロジェクトの高い基準を満たしていないため
開発者はAIによる出力をレビューするのに多くの時間を費やすこととなり
AIに追加で指示を出したり、コード生成を待ったり、致命的欠陥がある場合は出力を破棄したり、再びAIに指示を出したりと
同じ作業を何度も繰り返さなければならなくなるケースがありました
実際Cursorが出力したコードのうち、開発者が使用したのは39%だけだったと
なお、この39%のコードもそのまま使用されているわけではなく
開発者によるレビューや手直しが行われています

・・・以下は元記事のグラフで(権利関係が?なんで
以下のグラフは開発者がAIを使用する場合(緑色)と、使用しない場合(紫色)の各作業に費やす時間の割合を示したもの
縦軸が各作業に費やす時間の割合で、横軸が各作業を表しています
作業は左から「AI出力の確認」「AIへの指示」「AIの出力待ち」「コードを書く」「読む・調べる」「テスト・デバッグ」「Git、環境」「雑務」
AIを使用することで、「AI出力の確認」「AIへの指示」「AIの出力待ち」というAI不使用時には発生しない作業が生まれ
ここに全体の作業時間の20%強を費やさざるを得なくなることがわかります
一方で、実際にコードを書く時間は約10%短くなります

生産性が19%低下したという調査結果についてニューマン氏
「一見すると気が滅入るかもしれませんが
これはAIツール(経験豊富な開発者が品質基準の高い複雑なコードベースで作業している)にとって難しいシナリオに当てはまり
開発者がエネルギーを節約するためによりゆったりとしたペースを選択したり
AIを活用してより徹底した作業をしたりすることで部分的に説明できるかもしれません
もちろん結果は時間の経過とともに改善されるでしょう
「おそらく最も重要なのは
開発者がAIを使用するとタスクを19%遅く完了することになるにもかかわらず
開発者は20%速く完了していると考えていたという点です
AIの影響に関する評価の多くは調査や事例報告に基づいていますが
この研究結果にはそうした結果が著しく誤解を招く可能性があることを示す確かなデータがあります」

・・・え~っと、たとえ自分で作った仕掛けでも
以前、自分で作った仕掛けを
ちょっと変えたい、新しい機能を付け加えたいetc
で、見直すと
なんで、こんな構造になってんだ?
ど~して、この手順?
なんてコトが
ソレを直したりすると・・・
(直したツモリになってると)
思わぬトコで不具合が・・・
昔から云われてる
「動いているなら手をだすな」・・・
でナニが言いたいかというと
初めから新たに作ったほうが早い

AIで作ったものも
その構造とかを理解、検証したりして修正していく
特に一通りできてるモノを、正しいかどうかって見直すって
見落としが多い気が
コレを後から見つけるのって・・・たまらなくメンドクサイ

コレは人がヤっても同じだけど
想定した環境、条件ではマトモでも
思わぬコトで、なんじゃコリャ?
その時
AIで作ったモノは、うまく動いていたから、よくワからないトコがアってもスルーしてると
ソコが不具合のポイントだった場合は・・・
それに対し
自分で作ったモノなら、内容を理解した上で、できてるから・・・はず
なんで、なんとかソコにたどりつけると・・・?

そんなんだったら
初めから自分で作った方が・・・
その方が応用もきくと・・・

今日は~
右下のコ
ワかってんだけど・・・
おそらく40年くらい維持
はじめは植木鉢に普通に植えてた
その頃は花も咲いたが
後に地植え
ただし周囲をイワヒバで囲み、土は軽石・花崗岩礫etcで替えてある
画は5月はじめ
例年だと初夏に地上部が枯れる
今年は水をこまめにヤるせいか
まだハッパが残ってる
もしかして・・・

2025年7月14日月曜日

ガザの人道都市ほか

2025/7/7イスラエルのイスラエル・カッツ国防相
パレスチナ・ガザ地区南部に人道都市を建設
パレスチナ人住民をそこへ移す計画を準備するようイスラエル軍に指示
まずは約60万人のパレスチナ人を人道都市に移住させ、最終的にはガザ全人口の約210万人を移住させる計画
住民にはセキュリティー検査が行われ、ハマス関係者ではないことを確認して人道都市に住まわせる
一度入ると、外部への移動は許可されない

この計画についてイスラエルの人権弁護士マイケル・スファード氏
「人道に対する罪の実行計画」にほかならないと非難
「これは、ガザ住民を地区外に追放する準備のための、ガザ南端への住民の移送」

国連も以前、占領地の民間人の強制移動は国際人道法で厳しく禁じられており、民族浄化に等しい行為だと警告していた

7日には米ホワイトハウスで、ドナルド・トランプ大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が会談
ネタニヤフ氏は、戦後のガザをアメリカが引き取り、住民を他国へ恒久的に再定住させるという、トランプ氏の提案に言及
ネタニヤフ氏
「トランプ大統領のビジョンは素晴らしいと思う
自由な選択といえるものだ。残りたい人は残ることができるし、出たい人は出られるべきだ」
「パレスチナ人により良い未来を与えたいと常々言い、それを実現したがっている国々を見つけるため
我々はアメリカと緊密に協力している」

トランプ氏
「我々は周辺諸国から素晴らしい協力を得ている
すべての国から素晴らしい協力を得られている
だから何か良いことが起きるだろう」

しかしアラブ連盟は3月にエジプト・カイロで緊急首脳会議を開き、総額$530億(約¥7兆9500億)を投じるパレスチナ・ガザ地区の再建計画を採択している
これはアメリカがガザを占領し、200万人以上のパレスチナ住民をガザから立ち退かせるという、トランプ氏が提案した再建構想の対案
住民をガザにとどまらせることを前提としている
アラブ連盟は当時
「自発的であれ強制的であれ、いかなる移住も拒否する
これがアラブの立場だ」
トランプ氏の構想は「
重大な国際法違反かつ人道に対する罪で、民族浄化」

パレスチナ自治政府とハマスも、このエジプト案を支持した。一方でアメリカとイスラエルは、ガザの現実に対応できていないと反発した。

パレスチナ人は、1948年のナクバ(アラビア語で「大災厄」の意味)の再来を恐れている
ナクバでは、イスラエル建国に伴って起きた戦争の前後に
パレスチナの数十万人が家から逃げたり、追われたりした
その際に避難した多くはガザにたどり着いた
現在のガザ地区の住民の約4分の3は、その時の人たちや子孫からなっている

国連によると
ヨルダン川西岸地区にも避難民として登録されている90万人が住んでいる
イスラエルは1967年の中東戦争でガザと共に西岸地区も占領した
このほか、ヨルダン、シリア、レバノンにも、パレスチナを逃れた計約340万人が住んでいる

ハマスは2023/10/7イスラエルを攻撃し、約1200人を殺害、251人を人質に取った
イスラエル軍はこれに対抗し、ガザで作戦を開始した

ハマスが運営するガザ保健当局
それ以来、ガザで少なくとも5万7500人が殺害されたとしている
ガザ住民のほとんどは複数回にわたり避難を強いられている
ガザ地区の建物の90%以上が破壊または損傷していると推定されている
医療、飲料水、衛生システムは崩壊し、食料、燃料、医薬品、避難所が不足している

・・・どの程度の都市に?
都市機能を、どこまで作るのか?
維持・管理もあるし
全部イスラエルが賄う?
アメリカの援助を?
国際的な援助を?
あれだけコワしといて・・・
銭のことを考えると
いわゆる都市とは言えないモノにならざるおえない
イタマル・ベングビール国家治安相の
から見えるのは体のいい収容所・・・

 2025/7/11パレスチナ自治政府保健省
イスラエルが占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸で
パレスチナ人男性(23)がイスラエル人入植者に撲殺された

イスラエル軍は声明で
シンジル村付近で11日にイスラエル人民間人に対する投石が行われ
2人が軽傷を負った後、パレスチナ人とイスラエル人の間で衝突が発生した
「激しい衝突では、パレスチナ人の財産の破壊、放火、殴り合い、投石が含まれていた」
本件の調査を進めている

パレスチナ自治政府保健省のアナス・アブ・エル・エズ報道官
サイフ・アッディーン・カミル・アブドゥル・カリム・ムサラトさん(23)が
「本日午後、ラマラの北にある町シンジルで入植者から全身を激しく殴打され、死亡した」

近隣の村の住民
「この若者は負傷したが、4時間もそのまま放置された。
スラエル軍は私たちが近づくのを阻止し、搬送も許可しなかった」
「ようやくたどり着いた時、彼は息を引き取る寸前だった」

イスラエル軍は、軍部隊、警察、国境警備隊が現場に派遣され
「暴動鎮圧手段」を用いて入植者とパレスチナ人の衝突を鎮圧したと

・・・どうケジメをつけるのか?・・・

今日は~
コノフィツム ブレゲリ/Conophytum burgeri

画は4月はじめ
たまたま寄った園芸店で見っけ
お値段は¥3000切ってる
安い?
前はもっと、お高かったような・・・
帰ってググると
アチコチに出てる
どこかで大量に増殖?
値段もコナれてる訳だわ

2025/7/16
修正

2025年7月12日土曜日

トラさんの人減らしは・・・

 2025/7/11 米国務省
トランプ大統領政権が外交団の大幅な再編を進める中、国内に勤務する1350人超の職員の解雇を開始する
この動きを巡っては、海外で米国の利益を保護・促進する米国の能力を損なう恐れがあると批判の声が上がっている・・・・

・・・都合のイイ方を入れる?
一方

 米連邦政府機関が、トランプ大統領の就任後数週間で解雇された職員の一部を再雇用したり、休暇から復帰させたりしている
政府効率化省(DOGE)が主導した連邦職員削減によって生じたサービス上の重大な空白を埋めるため各機関は奔走している
これには、欠員を補うための新規採用も含まれる
この動きは連邦政府機関が歳出削減策の一環として人員削減計画を依然として実施している中で行われている

トランプ政権が連邦職員削減計画の一部を撤回したとはいえ、急速な再雇用は
今後数カ月から数年にわたって極めて重要となる能力や専門知識を政権がさらに失っており
それらを補充するのは困難となる可能性がある

ブルッキングス研究所の効果的公共管理センター所長、エレイン・カマーク氏
「このため、連邦政府の至る所に時限爆弾が仕掛けられている」
「彼らはほぼすべての機関に大混乱をもたらした」

ハリケーンシーズンが迫る中、解雇や早期退職制度により560人あまりの職員を失った国立気象局(NWS)は、連邦政府による採用凍結措置にもかかわらず
全国の予報拠点に約1255人の気象学者と専門家を新たに採用する許可を得た
これらの人員は勤務時間を削減したり、夜勤の人員配置を中止したりせざるを得なかった拠点を補うことになる

保健福祉省(HHS)は、4月に行われた大規模な組織再編の一環として解雇された疾病対策センター(CDC)の職員450人を復職させた
ロバート・ケネディ・ジュニア保健福祉省長官は5月
鉱山の安全を専門とするCDCの国立労働安全衛生研究所の職員328人を復職させた
これらの職員は、政権による人員削減計画の一環としてHHSが削減した2400人の職員のうちの約3分の1に相当する

当初の解雇で大きな打撃を受けたその他の機関でも同様に再雇用が行われている
食品医薬品局(FDA)は、イリノイ州の食品安全研究所で10人以上の科学者を再雇用した

非営利団体パブリックサービス・フォー・パートナーシップのマックス・スティア最高経営責任者(CEO)
多くの連邦職員を解雇し、その後復職させる今回の動きは
無能さの寄せ集めであり、政府の幅広い専門知識がもたらす重要な価値を現政権が理解できていないことの証左だ」
「これは単一の出来事ではない。今日の課題だけでなく、将来の重要な課題に対処する政府の対応能力を示唆する行動様式だ」

・・・トラさん一派
な~んも考えてない
コワすだけ

今日も~
ネケイロプテリス オバタス/Necheiropteris ovatus?

3月終わり
芽出し
鬼板着けのコ

2025/7/12
修正

国は主権を有し~?

選挙の選択肢が増えるのはイイけど
ど~なん・・・ってトコも
その1つ


・・・トラさん臭が・・・
受けるフレーズを並べただけ
チギハグな?受けそうなテーマで中身・具体性無く発信?豹変上等?
コレで受ける・・・

もう前文からツっこみどころが
なんだけど
ネット上でイロイロ アがってるけど
第二章 国家
第四条 国は主権を有し~

代表の神谷氏はこれについて
・・・主権者が2者?
ほ~
そういう概念が・・・びっくり
ソレについて論文でも、お書きになったら?

法律って
後々の誤りを生まないタメに
厳格に言葉を選ぶ
だから、時にマワリクドイ・ナンカイになることも・・・
・・・これ法律の基本のキ
そうしないと禍根を残すってヤツ
参政党が創る新日本憲法(構想案)
こうでアってホしい?ナアナアな?空虚な想像?でできてる

参政党支持者さんを外から見ると
トラさん支持者と・・・

今日は~
タツタソウ/Jeffersonia dubia

4月半ば近く
梅の下、セツブンソウの中で咲く
この後
ウメにつくカイガラムシの分泌液で
黒く汚れて息も絶え絶え・・・

トラさんの愚民化政策?

気候変動の現状や将来的な予測を取りまとめる
地方自治体や一般の人々が貴重なレポートにアクセスできなくなった
ドナルド・トランプ大統領は以前から気候変動に否定的な姿勢を見せており、科学インフラへの打撃が深刻化
Websites hosting major US climate reports taken down | AP News
https://apnews.com/article/climate-change-national-assessment-nasa-white-house-057cec699caef90832d8b10f21a6ffe8
NCAは1990年に成立した地球変動研究法の下で設立された、United States Global Change Research Program(USGCRP:米国地球変動研究プログラム)における主要なイニシアチブ
NCAは連邦政府機関や米国科学アカデミーの委員、さらに一般市民や専門家によって徹底的に審査されたレポートを定期的に発表しており、最新のレポートは2023年のもの

NCAのレポートはアメリカ国内の詳細な地域に焦点を当てたものとなっており
州政府や地方自治体、一般の人々にとって
温暖化によって自分たちが住む場所で何が起こるのかを知る貴重なリソースとなっていた
たとえば2023年版のNCAレポートでは、アメリカの郡レベルまで拡大表示できるインタラクティブな地図帳が含まれていました
レポートによると気候変動はアメリカ国内のあらゆる地域で人々の安全・健康・生活にさまざまな影響を及ぼしており
少数民族やネイティブアメリカンのコミュニティが不釣り合いに大きなリスクにさらされているとのこと
しかしNCAとUSGCRPのウェブサイトは現地時間の2025/6/30と7/1日¥に相次いで削除され
レポートにもアクセスできなくなってしまいました
アメリカ政府は、収集されたデータは法律に基づいてアメリカ航空宇宙局(NASA)内に保管されると述べたものの
それ以上の詳細は明らかにしなかった
AP通信はNASAやデータの調整を担当したアメリカ海洋大気庁(NOAA)に問い合わせたものの、返答は得られませんでした

NCAの2014年版レポートの調整役を務めたアリゾナ大学の気候科学者キャシー・ジェイコブズ氏
「全国の意思決定者にとって、NCAの科学的根拠を理解することは極めて重要です
これはアメリカの気候に関する情報源として最も信頼性が高く
十分に検証されたものです
もしNCAレポートがもはや入手不可能だとしたら
これはアメリカにとって悲しい日です
これは真実と人々の情報へのアクセスが改ざんされたことの証拠であり、気候関連の影響によって人々が被害を受けるリスクを実際に高める可能性があります」

バラク・オバマ元大統領の科学顧問を務めたハーバード大学の気候科学者ジョン・ホールドレン氏
2014年のNCAレポート発表後にさまざまな州知事や市長、その他の地方自治体関係者からレポートが役に立ったという報告を受けたと
たとえば道路のかさ上げや防波堤の建設、病院の発電機を地下から屋上に移動させるかどうかの判断といった場面でNCAレポートが活用されたそう

複数のNCAレポートでボランティアの執筆者を務めたテキサス工科大学の気候科学者キャサリン・ヘイホー氏
「これは納税者の税金でまかなわれている政府のリソースであり、気候変動の影響に備えるための情報を提供するものです
この情報は市や州、または連邦政府機関が気候変動の影響に備える際に、主要な情報源となるものです」

過去のNCAレポートはNOAAのライブラリで探すことができます
しかしトランプ政権はNCAレポートに携わった科学者や専門家約400人をまとめて解雇
将来のレポート発表が行われるかどうか?
Trump dismisses contributors to key US report on climate crisis preparedness | Trump administration | The Guardian
https://www.theguardian.com/us-news/2025/apr/29/trump-fires-climate-report-contributors

また6月にはNOAAが運営していた気候変動に関するウェブサイトclimate.govが閉鎖され
コンテンツ作成に携わるスタッフが全員解雇
climate website employees laid off : NPR
https://www.npr.org/2025/06/12/nx-s1-5431660/climate-us-government-website-changes

・・・とりあえず
自分が気にいらないモノは消しちゃえ
地球温暖化なんか起きてないのだ~
山火事が頻発しようが
大洪水が起きようが
温暖化のせいでは無いのだ

・・・ネット上では
トラさん支持者?

アメリカ社会の発展とか、安全とかは
ど~でもイイのだ
・・・すでに
保険屋がギブアップ
火災保険とか保険がカけられない事例もでている
車なんか、車種によっては保険がカカらないし
CO2を出す石油とかのエネルギー関連も保険が使えなくなる日が来るかも
これで社会が、経済が回っていくのか?

ついで
アメリカがボロボロになろうが・・・

今日は~
ツマグロヒョウモン

の放蝶で

2025年7月6日日曜日

生成AIと脳

 生成AIを使って何かの作業をするとき、脳の動き方は、自分だけでじっくり考える場合とは大きく異なっている
特に、自分が行ったことを記憶に残しづらくなってしまう・・・

マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チーム
エッセイの執筆という作業を通じて
生成AIが人間の思考や脳機能にどう影響するかを探ろうとした
この研究(現時点では査読前のプレプリント)は、参加者がわずか54人という小規模かつ初歩的なもの
それでも研究者たちは、OpenAIのChatGPTのようなツールを日常的に使うことで、私たちの脳に何が起こっているのか
さらに深掘りして調べる必要があると・・・
AIツールを使って課題に取り組む人と、自分の頭だけで取り組む人とでは
脳内の活動と記憶の仕方に著しい違いが生まれる
ただし研究チームは、あくまでこの結果は、その瞬間の脳活動を捉えただけで
長期的に脳がどう変わっていくかを示す決定的な証拠ではないと
研究の責任者でMITの科学者ナタリヤ・コスミナ氏
「私たちはまず第一歩を示したかったのです
他の研究者にも、この問いをさらに深く掘り下げてほしいですね」

MITの研究チームは54人の参加者を3つのグループに分け
数週間にわたりそれぞれエッセイを書いてもらった
一つ目のグループは自由にChatGPTを使え
二つ目のグループはGoogleのような通常の検索エンジンを使い
三つ目のグループは完全に自分の頭だけで取り組んだ
研究者は完成した文章を解析し
エッセイを書き終わった直後にインタビューを行い
さらに参加者の脳波(EEG)を記録
それぞれのグループが書いた文章を比較すると
ツールを一切使わなかったグループは表現が個性的で、まさに自分の言葉で文章を書いていたのに対し
生成AIを使用したグループのエッセイは互いによく似ていて、画一的な傾向が目立った
さらに興味深かったのは、エッセイを書き終えた直後のインタビューの内容
完全に自分だけで書いたグループは、自分が書いた内容を鮮明に覚えていて、具体的なフレーズを引用する能力も優れていた
生成AIの回答をコピー&ペーストする人ほど内容を覚えていない
という結果は一見当然にも思える
コスミナ氏によれば
このインタビューは執筆の直後に行われたものであり
その記憶の欠如は注目に値すると
「あなたが書いたんですよね?」
「だったら、それが何だったか覚えているべきじゃないですか?」
・・・
脳波(EEG)の結果にも、3つのグループの間で明確な違いが見られた
ツールを使わずに作業したグループでは、検索エンジンを使ったグループよりも脳内の神経的なつながり、
つまり脳の各部位同士の相互作用が活発だった
生成AIを使ったグループは、その活動が最も少なかった
こうした結果は、ある意味では当然とも言える
ツールを使えば、脳の負担は軽くなるから
コスミナ氏
今回の研究の価値はまさに、その違いを具体的なかたちで可視化したことにある
「違うということは分かっていました
でも、“何がどう違うのか”を、もっとはっきりさせたかったのです」
    
論文では生成AI依存グループについて
「記憶の痕跡が弱く、自己モニタリングが減少し、著者性が断片化している」
特に学習環境においてはこれは大きな問題で
「AIに頼りすぎると表面的には流暢に書けても
自分自身の中に知識が定着せず
学びに対する実感が乏しくなってしまう」

研究では追加実験として、一部の参加者にグループを変えて再びエッセイを書いてもらった(この追加実験では参加者は18人)
すると最初に脳だけで書いていた人たちは
生成AIを使用した場合でも比較的高い脳活動を示した
一方で、最初から生成AIに頼っていた参加者は
生成AIを使わずに執筆した場合でも、脳の活動があまり活発ではなかった
初めからツールなしで書いていた、脳のみグループと比べると、神経の結びつきが弱くなっていた
MITの研究結果が公開されたとき多くのメディアは
「ChatGPTが人間の脳を腐らせる」
「長期的に深刻な悪影響を与える」
・・・
コスミナ氏によれば、研究が示したのはそうした結論ではない
今回の実験が見ていたのは
参加者が作業中に示す“その瞬間”の脳内回路と
直後の記憶力に限られている
生成AIの長期的な影響を解明するには
もっと時間をかけた研究と異なる手法が必要だ
たとえばコーディングなど別のユースケースを対象にしたり
fMRI(機能的磁気共鳴画像法)のように脳の別領域を可視化できる技術を使ったりすることが考えられる
「要は実験とデータをもっと増やそう、という呼びかけなのです」

生成AIの影響はまだ研究途上だが
MIT研究に関与していないジョンズ・ホプキンス大学神経科学助教授のジーンヴィーヴ・スタイン・オブライエン氏
「脳へのインパクトは想像するほど大きくない可能性が高い」
同氏は遺伝子や生物学が脳を形成する初期過程を研究しており
重要な発達期は幼少期から思春期で終わると
「こうした脳の基盤は、ChatGPTなどに触れるずっと前に完成しています
とても頑丈なんです」
ただし、子どもたちについては状況が異なるかもしれず
子どもを対象にした行動実験には倫理面の課題もある

AIがエッセイを書くのにどんな影響を与えるかを調べるなんて
そもそも意味があるの?と思う人もいるかもしれない
学校のエッセイなど、結局は成績をとるために仕方なくやっていたことだろう
ならば、機械が代わりに書いてくれるなら、それで十分だという声も当然ありそう

しかしMITの研究が照らし出したのはエッセイを書く本来の目的
それは自分の思考を鍛え、世界を深く理解することにある
ミシシッピ大学でライティングとレトリックを教えるロバート・カミングス教授
「書き始めるときは自分が知っていることからスタートしますが
書く行為を通じて次に問うべきことや新しいアイデアが見えてくるのです」
カミングス氏は、コンピューター技術が文章作成に与える影響を研究している
たとえば119人の書き手にエッセイを書かせ、半数のPCにGoogle Smart Compose(いわゆるオートコンプリート)を有効化した実験がある
入力支援で速く書けるのか?
それとも提示される選択肢の取捨に時間がかかるのか?
を調べたところ書いた文量も時間もほぼ同じだった
「文の長さやアイデアの複雑さも変わりませんでした
完全にイーブンだったんです」

・・・細かい表現をしたいときは
オートコンプリートやPCのメモリーからの過去に使ったっ表現の表示
はウザイ

だがChatGPTはまったく別の存在
オートコンプリートでは最終的な言葉選びは自分で行うが
MITの実験では参加者がChatGPTの出力をそのままコピー&ペーストするケースもあった
提出した文章を自分で読みもしなかった可能性さえある
カミングス氏
「生成AIに自分の文章を丸ごと任せる学生は
ある意味で降参してしまっている
もはや自分の課題に主体的に向き合っていないのです」

最初の3回のエッセイ執筆を自力で行った人たちは
4回目で初めてAIツールを使った際も、脳が高いレベルで活発に働いていた
一方、最初からAIに頼り切っていた人たちは、ツールを使わない状況では脳の働きが弱まっていた
ことについて研究チーム
学習者自身がまず十分に脳を働かせる経験をした後で
AIツールを導入することが効果的でしょう
そのほうがAIの利便性をうまく活かせると同時に
自分自身の思考力や自主性も保てる可能性が高いのです」
カミングスは
自身の作文の授業では学生たちにデバイス禁止にしていると
学生たちは授業中に手書きで、自分自身の経験や感覚に密接に結びつくようなテーマを書く
そのため、生成AIが代筆しにくい内容になっている
「AIに書かれた文章を採点している感覚もないし、学生がまず自分の言葉と真剣に向き合うことができる」
「もう以前のやり方には戻らないでしょうね」

この研究についてOpenAIにコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった

・・・幼少期・思春期から
AIを使うようになったら?
なんか、そうなる予感
自分自身を顧みれば
皆さん、ワかると思うけど
と、なると・・・

今日は~
スズラン/Convallaria majalis var keiskei
5月はじめ
安定の開花
丈夫だわ