2026年6月20日土曜日

おそろしい実験?

 ネット上の一部で話題に・・・
2026/3/27学術誌Physical Review Lettersに掲載
中国・清華大学で行われた研究により、宇宙を終わらせうるとされる
今の安定状態に終末をもたらす終わりの種が量子トンネル効果で出現
そこから崩壊が広がっていく様子が示されています
さらに今の安定状態の様子によって崩壊が劇的に変わるという、予想を超えた現象も報告されました

宇宙は安定している——私たちは何となくそう思って暮らしています
物理法則は昨日と同じように今日も働き、明日もそうだろう、と
でも実は、宇宙はこれまでに何度も生まれ変わってきました
誕生直後の宇宙は、今とはまるで別世界
現在の宇宙を支配する4つの基本的な力——重力・電磁気力・強い力・弱い力——は、もとは1つにまとまっていたと考えられている
ところが宇宙が冷えるにつれ、力は次々と分離
まるで水蒸気が冷えて水になり、さらに冷えて氷に変わるように
宇宙もまた、温度が下がるたびにまったく別の姿に変わった
物理学ではこれを相転移と
ある転移では粒子が質量を獲得し
別の転移では、物質の基本粒子であるクォークが閉じ込められて陽子や中性子が生まれた
さらに冷えると原子が形成され、宇宙は初めて光が通る透明な空間になった
ここで注目してほしいのは
こうした衣替えが起きるたびに、宇宙のルールが根本から変わった
前の時代で見えていた粒子の振る舞いや力の現れ方が、次の時代には大きく変わった
そのたびに前の時代の安定は消え去った
さて、ここで素朴な疑問が
今の宇宙のルールは、本当に最終版なのか?
もし次の衣替えがあるとしたら——それはどうやって始まるのか?
この問いに答えるには、物理学でいう真空の意味を知る必要があり
物理の真空とは空っぽの空間ではなく
これ以上エネルギーを下げられない、いちばん安定した底のこと
安定な底にいるなら終末が訪れなさそうに思えますが、問題は底が1つとは限らないこと

以下の小さい文字は飛ばしても・・・
1977年、アメリカの理論物理学者シドニー・コールマン
私たちの宇宙は一番深い谷に落ち着いたのではなく、山に囲まれた浅い谷——偽の真空に留まっているだけかもしれない・・・
「でも山があるなら大丈夫では?」
実際、この山——エネルギーの壁——は途方もなく巨大で、人類がどれほどエネルギーをかき集めても正面から越えることはできない
私たちの周りにあるものが偽の真空であっても138億年にわたって安定してこられたのは、この壁のおかげ?

ところが量子の世界にはやっかいな抜け道が
エネルギーを一切使わずに、山を”すり抜けて”しまう現象
量子トンネル効果
そしてこのトンネルを抜けて、今の底よりもっと安定した底に到達すると
そこにごく小さな泡が生まれる
この泡の内部は、今の宇宙よりもさらに安定した本当の底
そして本当の底のほうが安定しているため
泡はまわりの空間を引きずり込みながら、光速に近い速さで膨張していく
トンネル効果で生じたたった1つの泡が、宇宙のどこかに生まれるだけで十分
宇宙のすべてが新しい底に向かって変わり始める
しかも新しい底での物理法則は今のものとは異なり
原子の構造も、力の強さも、すべてが書き換わりうる
当たり前として私たちが頼っているルールが、丸ごと消え去る可能性がある
これが真空崩壊、あるいは偽真空崩壊と呼ばれる
ですが偽真空崩壊はの魅力は恐ろしさだけではない
小さな量子の世界と大きな宇宙スケールの物理が交わる、非常に奥深い問題
というのも終末の種となる最初のトンネル効果は極小の量子現象ですが
その結果として生まれる泡の膨張は宇宙全体に及ぶ
そのため偽真空崩壊を研究することで
小さな世界と大きな世界をうまく結ぶヒントが得られると考えられている
ただ宇宙の終わりを実験でそのまま調べるのは当然ながら困難
そこで物理学者たちは、まったく別のものを使って、この終末を”見立てる”ことに

清華大学のYu-Xin Chao氏らのチームが実験の主役に選んだのは、ルビジウムという金属元素の原子
ただし、普通のルビジウム原子ではない
普通の原子の中心には原子核があり、そのまわりに存在する電子と一緒に、全体としてはぎゅっとコンパクトにまとまっている
ところがレーザーで大量のエネルギーを注ぎ込むと、風船を膨らませるように外側の電子がぐんぐん遠くへ押しやられ
原子全体が膨れ上がり、通常の数千倍もの大きさになる
この、ふわふわに膨らんだ状態の原子をリュードベリ原子と呼ぶ
このリュードベリ原子では、外側の電子はかろうじてぶら下がっているような状態
ほんのわずかな外力にも敏感に反応する
研究者にとっては、思いどおりに操りやすい、実験向きの原子となる
チームはこのリュードベリ原子を16個、輪の形に並べた
すると原子間の力によって、隣どうしが自然と逆の量子的な状態を取り、チェス盤の白黒のような規則正しい交互パターンが生まれる
この交互パターンには2通りの並べ方があり、通常はどちらもまったく同じエネルギーで安定
チームはここにレーザーを使い、片方のパターンをわずかにエネルギーの高い偽の底(浅い底)に、もう片方をエネルギーの低い本当の底に仕立てた
つまり、いつか崩壊しうる偽の安定と
その先にある本当の安定の両方を、原子16個の輪の上に埋め込んだ
こうして原子の輪は、崩壊の可能性を抱えた小さな宇宙になった
この小さな宇宙で何が起きたのか?
発見①:小さな宇宙は、理論が予想する形で崩れはじめた
チームはまず、偽の底に置かれたパターンに何が起きるかを観察
ただ先にも述べたように、偽の底と本当の底のあいだにはエネルギーの山がある
2種類ある量子的状態の一方からもう一方に変化するには、エネルギー的にタダではなく、普通なら、この山は越えられない
しかし量子の世界には、トンネルがある
実験では、そのトンネルが開く瞬間が捉えられた
リングの一部で、量子トンネル効果によって数個の原子が集団的に状態を変え、本当の底側のパターンを持つ小さな領域—真の真空の泡—が自然に生まれた
そしてこの泡が崩壊の起点になり、偽の底のパターンは時間とともに崩れ始めた
元の規則正しい配列は、まるでじわじわと溶けるように失われていった
そして崩壊の速さを詳しく測ると
偽の底と本当の底のエネルギー差が小さいほど崩壊がゆっくりになる
というきれいな関係が分かった
これは約50年前に量子場理論が予想した
偽真空崩壊らしい指数関数的な崩れ方によく似ている
しかも、原子16個のリングでも24個のリングでも
崩壊の速さはほぼ同じ値に
これは重要な手がかりに
もし崩壊がリング全体の
足並みを揃えた一斉イベントなら、参加する原子が多いほど足並みは揃いにくくなり
リングが大きいほど崩壊は遅くなるはず
でも、そうはならなかった
つまりこの崩壊は、リングの片隅でほんの数個の原子がトンネルを抜けるだけで始まる—リング全体の大きさとは無関係な、局所的な出来事だった
これはまさに、コールマンが宇宙について予想した姿と同じ
広大な宇宙のどこか一点に、たった1つの泡が生まれるだけで、終わりは始まる
リングの大きさが変わっても—あるいは宇宙の広さがどれほどであっても—そのことは変わらない

発見②:底の作り方で、終わりの運命が激変
次に研究者たちは、今の状態(偽真空状態)が終わり方に変化を与えるかを調べた
ある世界が終末を迎え別の世界になる場合、終わり方にも終わろうとする世界の特徴が出るかもしれないと考えた
そこでチームは、偽の底の作り方を変えたら崩壊がどう変わるかを調べた
一つ目は、パターンを機械的に交互に並べただけの、いわば急いで雑に組んだ偽の底
パッと見は偽の真空に見えますが、内部の量子的な構造は粗いまま
もう一つは、レーザーの強度をゆっくり上げながら、量子的なもつれを丁寧に作り込んだ時間をかけて精密に仕上げた偽の底
こちらは理論上の理想的な偽真空により忠実な状態
要するに、パッと見は同じだが中身の丁寧さが違う2つの模型を、まったく同じ条件のもとで崩壊させた
精密に作った偽の底は、数値シミュレーションでは量子場理論に対応する予測と4桁以上にわたって見事に一致
実験結果も、この精密な底のほうがより遅く、安定して崩れた
一方、雑に作った偽の底では、崩壊の途中で激しいブレが混入し
理論の予測から大きく外れた
特に偽の底と本当の底のエネルギー差が小さい領域—崩壊が微妙にゆっくり進むはずの状況でズレは顕著だった
なぜこんな違いが出るのか
精密に作った偽の底は、崩壊後のシステムから見て、ほぼ固有の状態に近い性質を持っている
余計な振動が抑えられ、純粋な崩壊だけが静かに進む
一方、雑に作った偽の底は、さまざまな状態が入り混じったゴチャ混ぜ
崩壊しようとする動きと、崩壊とは無関係な振動が同時に走るため、きれいな法則が見えなくなってしまう

もしこの小さな宇宙の教訓を私たちの宇宙に重ねるなら
私たちの宇宙が今どんな底にいるか—その状態次第で、終わりの姿は変わるのかもしれない
底の性質が少し違うだけで、崩壊が理論通りに進むか、予想外のぶれを伴うかが決まる
これは将来、偽真空崩壊をシミュレーションするすべてのチームにとって極めて重要な教えとなる
「理想的な準安定状態をきちんと準備すれば、崩壊率の指数的な抑制という普遍的な法則が成り立つ」
ことが、実験と数値解析を合わせて示された

 発見③:泡を注文通りのサイズで作り分けた
研究チームは、崩壊の過程で生まれる真の真空の泡を
狙った大きさで選んで作ることに成功
なぜそんなことが可能なの?
今回の原子リングは、なめらかに連続した場ではなく、原子が飛び飛びに並んだ離散的な系
こうした系ではエネルギーの取りうる値も飛び飛びになるため
特定の条件がぴったり揃ったとき—物理学者が共鳴条件と呼ぶ状態—に、ちょうどその大きさの泡だけが優先的に生まれる
チームは実際に、長さ1、長さ2、長さ3の泡を、条件を変えながら選択的に生み出した
たとえば長さ2の共鳴条件に合わせると、そのサイズの泡が他を明らかに上回って生まれた
1個の原子を個別に検出できるリュードベリ原子プラットフォームの精度があったからこそ
どのサイズの泡がどれだけ生まれたかを、密度としてはっきり読み取れた
ここで注目すべきなのは、この共鳴的バブル核生成という現象が
なめらかに連続した量子場には存在しないという点
原子が飛び飛びに並んだ離散的な系にだけ現れる、特有の現象
従来の場の理論は、なめらかに連続した場を前提に構築されてきた
しかし、この小さな原子の輪は、その理論の枠組みだけでは捉えきれない現象を見せてくれた
つまりこの実験は、これまでの理論では開けなかった新しい扉を、一つ押し開いたことになる

私たちの宇宙が偽の底にいるかもしれないという話は、ただの空想ではない
2012年に発見されたヒッグス粒という素粒子の重さなどから計算すると
私たちの宇宙はちょうど安定と、危うい安定(準安定)の境目あたりにいる可能性が示されている
つまり、いま私たちが暮らしているこの宇宙の真空そのものが、本当の底ではないかもしれない
もっと深い底が存在し、いつかそこへ崩れ落ちる可能性がある—そんなことを、素粒子の実測データが示唆している
とはいえ、ひとつ救いが
仮にそうだとしても、崩壊までの時間は宇宙の今の年齢よりもはるかに長いと見積もられている
現在の標準模型にもとづく計算では、10の数百乗年
つまり、1のうしろにゼロが数百個も並ぶような途方もない数字に
宇宙の今の年齢は約138億年だから、宇宙がこれから何度生まれ変わっても足りないほど
さらに、
今回のような閉じた系—外部とエネルギーをやりとりしない系—では
生まれた泡は無限に膨張することができなかった
エネルギーが保存されるために、泡の暴走が食い止められた
光速で宇宙全体を飲み込む、という最悪のシナリオは、少なくともこの小さな宇宙の中では実現しなかった
しかし同時に、底の作り方で終わりの姿が変わるという発見は
宇宙の運命を正しく予測するには—あくまで実験からの推測ですが—
今の宇宙が、どんな状態にいるかを正確に知る必要がある、と
それは、まだ十分には分かっていない

この問いに挑んでいるのが清華大学のチームだけではない
論文の末尾には、ドイツ・テュービンゲン大学のクリスティアン・グロス教授のグループが
2次元のリュードベリ原子配列を使った同様の研究を同時期に進めていたことが記されています
世界の複数のチームが、同じ壮大な問いに異なる角度から挑んでいる
今後、研究チームはより高い次元の系や、複雑な格子構造への拡張を目指しています
今回の実験は1次元の輪でしたが、2次元や3次元の配列に進めば、より豊かな場のふるまいを模倣できるかも
さらに、偽の底と本当の底が複数存在するような、より入り組んだエネルギー地形の研究も視野に入っている

宇宙はこれまで何度も衣替えしそのたびに、前の時代の安定は跡形もなく消え去った。

次の衣替えがあるのかどうか、あるとすれば、それはどんな姿をしているのか。

その答えに近づくための手がかりは、もしかすると、こうした小さな原子の輪の上に、すでに現れ始めているのかもしれません。

・・・シロウトとしては
理論がどうこう よりも
宇宙を崩壊させる・・・
かもしれない実験をしちゃった・・・って
こわい~
もし
誰かがエネルギーを注ぎ込んだら・・・

今日も~
キクザキイチゲ/Anemone pseudoaltaica大輪濃色種

3月末
日当たりがイイとこ

なんとなく見えてきたウクライナの行方

ロシアのSNS、テレグラムで発信する独立系情報チャンネ6ルInsider-T
2026/6/13プーチン大統領
政権中枢の非公開会議で
ロシアが支配する占領地をウクライナがロシア領と公式に承認するなら
大統領に近い情報筋の話としている
Insider-Tはしばしばクレムリンの内部情報で特ダネを飛ばしており、この情報はロシアのSNSやネットで拡散

Insider-Tはこの提案について
暫定的な境界線では、ウクライナがいずれ北大西洋条約機構(NATO)の支援を受けて軍事的に奪還を狙う恐れがあり
それを阻止するため領土を法的、国際的に画定するのが狙いとしている
新提案は近く非公式ルートでウクライナ側に伝達されると
プーチン政権は、ウクライナがこれを拒否するなら特別軍事作戦を継続
領土をさらに制圧すると警告
大統領側近はこの提案について
「プーチン大統領が退陣した後も、ロシア領土の不可侵性を保証するものだ」
ロシアは現在、クリミア半島を含めウクライナ領土の約20%を支配しているが、情報が事実なら
占領地を恒久的にロシア領とすることで停戦に応じる方針に転換したことになる
この提案はロシアの一定の譲歩を意味する
ロシアの停戦条件は徐々に変わっており、プーチン大統領は2022/2の開戦時
戦争目的として、ウクライナの中立化、政権交代を意味する非ナチ化、非武装化、南東部4州のロシア併合などを挙げた

昨年1月のトランプ政権発足後は抽象的なウクライナ問題の根本的解決を主張するようになった
プーチン氏は今春以降、ウクライナがドンバス地方を全面割譲すれば、    停戦に応じると言い始めた
ロシアはドンバス地方を構成するルハンスク州をほぼ制圧し、ドネツク州の約8割を支配するが
ウクライはドネツク州の残りの領域を要塞化して抵抗、撤退要求を拒否
今回の提案が事実なら、ロシアは難攻不落となったドネツク州の残る20%の攻略を放棄したことになる

プーチン政権が停戦を意識し始めた背景には
戦況の悪化や国内の厭戦気分がありそう
東部の戦況は今年に入ってウクライナ優位に転換しており、米国の戦争研究所によれば
ウクライナ軍は戦場で主導権を握り、4月に116平方km、5月に281平方kmの領土を奪還
ウクライナ軍の本格的な領土奪還は3年半ぶりという
ウクライナ軍は無人機で後方をかく乱し、ロシア軍の兵站や輸送に打撃を与えた
ウクライナはAI(人工知能)搭載ドローンや赤外線ドローンなどを次々に新開発して戦線に投入
「戦況の潮目が変わった」(西側軍事筋)とされる

プーチン氏はロシアの日の6/12
前線に従軍する突撃部隊の兵員らと会見したが
突撃部隊からは
「多くの戦友が重傷を負い、部隊を去った」「敵は人工知能を活用した無人機を活発に投入しており、戦争はますます技術主導型になった」「敵のドローンはスターリンク(米スペースX社の衛星通信網)によって制御されているが、われわれにはそうしたシステムがない」etc
プーチン氏
「(技術開発は)国防省と議論しており、民間企業にも指示する」
新型ドローンの配備時期などは示さなかった

戦争と経済制裁の長期化でロシア経済も悪化
国民の生活苦が高まり、反戦機運が国内に広がりつつある
世論調査機関レバダ・センターの4月調査では
62%が停戦を支持し、戦争継続論は27%だった

ウクライナ側は無人機を駆使してロシア各地の製油所やインフラ施設を攻撃しており、製油所攻撃でガソリン不足が広がっている
クリミアやロシア南部ではガソリンスタンドに長蛇の列ができ、モスクワの一部でも購入制限が敷かれた
こうした中で、政権寄りのワシリー・カリン・モスクワ高等経済学院教授
ロシアの外交専門誌で
ウクライナは今後長期にわたり反露・親欧米の国であり続け
キエフへの親露派政権樹立というプーチン政権の目標は不可能
早期停戦を求める論文を寄稿して話題を呼んだ
政権内の経済テクノクラートや政権に近いオリガルヒの間でも、早期停戦論が台頭していると伝えられる

プーチン氏自身は公の場では徹底抗戦の構えを崩していないが、本音では早期停戦を志向している形跡がある
それは第一に、ドローン戦の不利など戦況悪化や国民の厭戦気分を察知したためだろう
ロシアの国営世論調査機関である全ロシア世論調査センターによれば、80%台を維持してきた大統領の支持率は、4月中旬の調査で65%まで低下
第二に、9月の下院選を意識しているかもしれない
最大野党・共産党のマルハエフ下院議員はブログで
「現在の状況が続けば、社会不安や混乱が拡大し、社会的爆発を招く」
開戦後初となる下院選では、反戦世論が台頭しかねない
第三に、イラン戦争が終結すれば、原油価格は再び下落
ロシアのエネルギー収入が減少して経戦能力が低下する
第四に、イラン戦争後はウクライナ戦争に再び世界の注目が集まり
欧州が調達する米国製兵器が湾岸からウクライナに向けられそうだ
欧州連合(EU)は4月、ウクライナへの€900億(約¥17兆)の巨額融資を承認した

ロシアの新提案が事実なら、プーチン政権は戦争長期化がロシアに不利と判断したかもしれない
プーチン氏は6/14、G7(主要7カ国)首脳会議に臨むトランプ米大統領と電話協議を行い、停戦仲介を改めて求めていた
占領地を恒久的にロシア領にして停戦するとの提案が仮に提示されても、戦況で優位に立ち始めたウクライナは拒否するだろう
ゼレンスキー政権は2024年に発表した平和の公式で
停戦条件として
①クリミアを含む全領土の返還②安全の保証③戦争犯罪追及とロシアの損害賠償
などを要求しており、これが公式の立場
とはいえ、ロシアが占領地を返還するはずもなく、この主張は現実的ではない
早期停戦を望むウクライナは現在の前線で戦闘を凍結し、交渉に入るようロシアに提案している
6/7にロンドンで開かれた英仏独ウクライナ4国の首脳会談も
「現在の前線で即時停戦し、交渉の起点にする」との立場を支持
ただし、これは正式な領土割譲ではなく、一時的な前線凍結による暫定的な境界線を意図する
ウクライナはプーチン大統領の退陣後、外交交渉によって失地を回復したい意向
ウクライナ憲法は領土割譲を禁じており、占領地をロシア領と認めるなら、ゼレンスキー大統領は政権維持が困難に
ウクライナはまた、ロシアの再侵攻を防ぐため欧米諸国による
強力な安全の保証を停戦条件としている
新提案が伝えられた翌日の15日
ロシア軍はウクライナの首都キーウに大規模空爆を行い、世界遺産の修道院まで攻撃した
ウクライナに譲歩を強いるために攻撃を強化するのはロシアの常とう手段だが
ウクライナ側は18日、モスクワの製油所などに過去最大規模のドローン攻撃で応酬した
戦闘の泥沼化で、停戦までには多くの困難や曲折が予想される

・・・まあ先が見えてきた?
ただ気になるのは
戦争で拉致られたウクライナの子供は・・・
生きてる?虐待は?洗脳は?etc
まともな生活をしているのか?

ロシアはどう始末をツけるのか
だいたい、どういう意図・展望をもって拉致したのか・・・

今日も~
アラゲクジャク/ Adiantum hispidulum
3月ころ
だいぶ元に戻ってきた

2026年6月にWindows 11が起動不能に?

はあ?

でマイクロソフト
ど~も6月~10月の間に みたい
とりあえず現状で大丈夫?
設定⇒プライバシーとセキュリティ⇒Winセキュリティ
”デバイスセキュリティが処理は不要です”
ならOK

ウチのはOKだった

ダメなら
へ どぞ~

今日は~
タツタソウ/Jeffersonia dubia

画は3月末
例年だと、もっと咲くコなんだけど
冬越しの保護をしなかったんで・・・
今年で盛り返す?


2026年6月10日水曜日

中国は再生可能エネルギーが主力となった?

 日本では「中国は再生可能エネルギーが主力となった」との指摘があるが実態は違う
中国の一次エネルギー(自然界に存在し、人為的な変換を経ないで利用できるエネルギー)に占める化石燃料の比率(2024年)は79%
日本(82%)や米国(80%)とほぼ同じ
注目すべきは石炭の比率が52%と、日本(26%)や米国(8%)に比べて著しく高い

・・・量では確かにデカい
ただ分母もデカいんで・・・
あと太陽光発電のパネル
劣化etcで更新が
たしか野積みに・・・
で、その廃棄?再生?は・・・
なんせ危険物が・・・

今日は~
セロジネ インターメディア/Coelogyne intermedea
画は3月半過ぎ        
ちょっとアップで
丈夫で長持ち
花もイヤミがなくてスッキリ
いいわ~

2026年6月8日月曜日

病膏肓(ヤマイコウニイル)に入る?

 2026/5/24韓国・忠清北道清州市の映画館の女子トイレに女装して侵入
女性らの体を盗撮したとして
清州興徳警察署は2日までに、性暴力犯罪処罰特例法違反(カメラ等利用撮影)の疑いで20代の男を拘束、検察に送致
男のスマートフォンからは不法に撮影された画像や動画が約100件見つかっている

男は5/24午後、清州市興徳区の映画館の女子トイレに隠れて入り、個室の仕切りの下からスマートフォンを差し入れて女性らの体を盗撮した疑いが持たれている
不審に思った被害者が通報し、駆けつけた警察官に現行犯逮捕された
男は女性に見せかけるためにかつらや帽子、胸部補正具などを着用し
約6時間にわたり女子トイレに出入りして犯行を繰り返していた

男は警察の調べに対し「性的好奇心から犯行に及んだ」という趣旨の供述をしていると
男には同種の前歴があり、警察は押収したスマートフォンのデジタルフォレンジック(電子鑑識)を進め、撮影されたデータの規模や流出の有無などについて捜査を続けている

・・・病膏肓(ヤマイコウニイル)に入る?
いわゆる趣味が高じて?というかオタク?とかだったら・・・
方向性が・・・
他人様に迷惑をカけない方向にいけば・・・

ついで
今年7月から8月にかけて韓国銀行による政策金利引き上げが予想されることから市場金利が急騰する傾向を示すと、住宅ローン金利は最高年率7.3%に上昇し、インフレにより高金利となった2022年の水準に
高金利にもかかわらず、韓国総合株価指数(KOSPI)8000超えを受けてさらに加熱している「ピットゥ(借金して投資)」により、銀行の信用貸付はわずか三日で1兆ウォンほど増加
金融当局は借金投資の管理対策に苦慮

7日に発表された5大銀行(KB国民、新韓、ハナ、ウリィ、NH農協)の5月末の個人信用貸付残高は104兆9000億ウォン(¥10兆6000億)で、前月末(102兆8000億ウォン)に比べ2兆1000億ウォン増
先月、KOSPIが8000を超えたことで、借金投資の需要は爆増
金融業界全体の信用貸付残高が昨年11月以降で初めて増加に転じたことが確実視されている

今月に入って信用貸付は増加に拍車がかかっている
4日現在で、5大銀行の個人信用貸付残高は前月に比べ9894億ウォン(約¥1020億)増
たった3営業日で1兆ウォンに迫る増加額
金融業界の関係者
「最近、KOSPIが8000を超えたことを受け、勤め人が信用限度貸付を積極的に活用しているようだ」

借金投資が急増する中、銀行の貸付金利は市場金利の上昇を反映し、毎日のように上昇
5大銀行の5日現在の住宅ローン混合型の金利(銀行債5年物)は年率4.39~7.33%
約1カ月前(5月8日、年率4.40~7.00%)と比べて、金利の上限は0.33ポイント上昇
昨年12月末(年率3.93~6.23%)と比較すると、現在までに下限が1.10ポイント、上限が0.46ポイント上昇
住宅ローン混合型の金利は、コロナ禍以降のインフレによる高金利がピークに達していた2022年10月末(7.33%)の水準
住宅ローンの指標金利となっている銀行債5年物の金利は、先月8日の4.019%から今月5日の4.413%へと、1カ月で約0.4ポイント上昇

信用貸付金利も5日現在で年率4.31~5.93%(1等級、1年満期)
上限が6%超えを目前にしている
銀行債1年物の金利が1カ月前に比べて0.385ポイント上昇したため

金融当局の関係者
「信用貸付を減らす方法は複数あるが、貸付金利の負担がすでに重くなっているため、規制を一律に強化した際に生じうる副作用も考慮しなければならない」
借金投資に対するさらなる規制に慎重な姿勢を示した
ただし借金投資を助長するような過熱要因に対しては集中取り締まりがおこなわれている
最近発売されたサムスン電子、SKハイニックスの単一銘柄レバレッジ型上場投資信託(ETF)に過熱の兆しが見えたため
金融委員会は5日に金融投資業界の関係者を呼び、点検会議をおこなった
金融監督院は、スペースX公募株請約を販売した未来アセット証券を対象として、不完全販売および虚偽・誇大広告を取り締まるため、点検に着手している

で2026/6/8
直近高値からの下落率が約15%に達し、このままいけばテクニカル上の調整局面入りとなる
半導体メモリー大手のサムスン電子は一時11%安、同業のSKハイニックスも10%下落

・・・なんとも激しい動き
借金してまでバクチに・・・
おそらく
サムスン電子・SKハイニックスに集中してたと
今日の下落でブルブルだと・・・

今日は~
フクジュソウ/Adonis ramosa

画は3月はじめ
普通のコもイイ

時間がなくて画を整理してない
どしよ・・・





2026年5月31日日曜日

アメリカの薬物依存が増えてくわけ

2026/5/26トランプ米大統​領
米メリーランド州‌のウォルター・リード米軍医療センターで健康診断を終え
ト​ランプ氏は来月80歳を迎えること⁠から、ここ1年、その健康問題​に関心が集まっていた
同​センターでの診察は13カ月間で3回目
トランプ氏は自身のソーシャルメ​ディアへの短い投稿で
半​年ごとの健康診断を終えたと述べた‌が、⁠診断内容の詳細には言及しなかった
トランプ氏の健康問題を巡っては、最近撮影された写​真で首に​まだら状⁠の発疹が確認され、懸念が再燃
2025/7には足首​の腫れや、化粧で隠さ​れた⁠とみられる手のあざが写真に写っていた
また、複数の会⁠議で​居眠りしているよ​うに見えたことでも疑問を呈されている
​閣議でも同様の場面があった

でも
トランプ氏の健康診断、ホワイトハウスはまだ
ウォルター・リード米軍医療センターを訪れた後、SNSで健康状態は完璧だと宣言
「翌日あたりに」健康診断の概要を提供すると約束して以降、ホワイトハウスは追加の情報を公表しておらず
トランプ氏の主治医がどこかの時点で結果を公表する予定なのかも定かではない

そういや
ケネディ米保健福祉長官
ホワイトハウスのミラー大統領次席補佐官の妻、ケイティ・ミラー氏が司会を務めるポッドキャスト番組に出演
一番「とんでもない」食習慣の持ち主は誰かと問われ「大統領だ」と回答
ケネディ氏は続けて
「興味深いことだが、大統領は本当に悪い食べ物を口にしている」
具体的にはファストフードや菓子類、炭酸飲料などを挙げた
特にダイエットコークについては四六時中飲んでおり
人間とは思えない「神のような体質」
CNNのチーフデータアナリストのハリー・エンテン氏
トランプ氏だけでなく一般的な米国人もファストフードや炭酸飲料を好んで口にすると指摘する一方、興味深い事実として
現在の米国では人口に占める肥満状態の人の割合が減少に転じていると
国の統計などからエンテン氏が試算したデータによれば、米国内における肥満の人の数は2019年から22年までに2100万人増加したものの、22年から25年までには400万人減少
背景には肥満症の治療薬の使用があると見られる
エンテン氏の推計によると、糖尿病薬や減量薬とされるGLP-1受容体作動薬を使用する米国人の数は、24年半ばには1600万人だったのに対し、25年後半には3200万人に倍増

・・・トラさん
自分に不利なコトは公表しない
長年の政治的慣例で大統領就任時に公表する納税申告書も公表しなかったしなかった

そういや
2022/12/30 米下院歳入委員会
ドナルド・トランプ前大統領の6年分の納税申告記録を公表
この記録からは、トランプ氏が大統領在任中の最初の年と最後の年に米連邦所得税をほとんど支払っていなかったことや
多額の損失を計上して税額を抑えていた
公表されたのは2015~2020年まで6年間のトランプ氏の個人および事業に関する納税申告記録
米連邦最高裁まで持ち込まれた争いの末に公表
納税申告記録を検証した両院税制合同委員会は、トランプ氏の申告内容には疑わしい項目が多数あると指摘
例えば自身の子どもたちへの融資で受け取ったとする多額の利子については、トランプ氏が贈与を偽装していたことを示唆する可能性があるとしている

トランプ氏は公表を受け
「民主党はこれをやってはならなかった。最高裁はこれを認めるべきではなかった。多くの人にとってこれは恐ろしい事態につながるだろう」

さらに
外国に銀行口座を開設していたことも明らかに
この中には2015~2017年の間に中国で開設した口座も含まれる
英国やアイルランドの口座も維持していた
大統領に就任した2017年、トランプ氏が外国で支払った税金の額は、米国で支払った連邦所得税の額$750を上回っていた
これは前年までの多額の損失を繰り越していたことによる
一方、外国ではこの年$100万近い税金を納めていた

・・・$750
ワタスの日本国に払った所得税より低いし
しかし中国に口座を作ったって・・・

そして
2026/5/19公表
米内国歳入庁(IRS)はトランプ大統領本人とその家族、関連企業に対して
この内容は司法省がトランプ氏と結んだ和解合意に盛り込まれた追加条項による
同氏は自身の納税記録を不正に流出させたとしてIRSを相手取り、$100億(約1兆5900億円)の支払いを求める訴訟を起こしていた
米メディアのポリティコが最初に報じたこの追加条項は、5/18に発表された司法省のプレスリリース内のハイパーリンクにひっそりと追加された
同プレスリリースには、過去の政権によって「武器化された」個人や団体への補償を目的とした約$18億の基金を設立する合意が含まれる
この基金はトランプ氏の支持者たちに恩恵をもたらすと広く見込まれている
具体的には2021/1/6に発生した米連邦議会議事堂襲撃事件の参加者などが該当
和解の追加条項はトランプ政権による異例の措置であり、トランプ氏本人とその家族に直接利益をもたらす
ブランチ司法長官代行は19日に上院委員会で行われた証言の中で
この追加条項について一切言及しなかった
トランプ氏による訴訟並びに本人の政権がそれを解決した経緯は、同氏の批判者たちから利益相反と非難されている
なぜならトランプ氏の掌握する行政機関が、同氏個人による訴訟への対応を決定する構図となっていたから
この訴訟について、法廷で審理するべき正当な訴訟かどうか判事が調査する可能性が浮上すると、トランプ氏は突然訴えを取り下げた
追加の文書は19日付で、ブランチ氏の署名が入っている
それによると連邦政府は、IRSで係属中の事案に起因する訴追や請求
あるいは調査を永久に禁止、差し止められる
当該の事案には今回の和解合意前にトランプ氏が提出した納税申告書も含まれる
この規定はトランプ氏だけでなくその家族、信託や企業、およびその他の関連団体にも適用される

司法省は、なぜ追加条項が遅れて公表されたのかというCNNの問い合わせには回答しなかった
報道官はCNNに対し、今回の合意について、和解日以降にトランプ氏またはその家族が提出した納税申告書に起因する問題に関してはIRSによる監査を妨げるものではないと説明
IRSは、この追加の文言に関するCNNの問い合わせに回答しなかった

トランプ氏や一族が運営するトランプ・オーガニゼーションの広報担当者は声明の中でこの和解を称賛
「政治的目的のために連邦機関を悪用することは容認されないという、党派を超えた明確なメッセージを送るものだ」

一方、下院歳入委員会の民主党筆頭委員を務めるリチャード・ニール下院議員この追加条項を腐敗だと
ソーシャルメディアで
「トランプ氏は自身とその家族、そして自身の企業の税金が永久に調査対象外となるよう仕組むことで、連邦政府を私的なみかじめ料徴収装置に変えてしまった」
「食料品やガソリン代の支払いに窮している同じ人々が、今やこの億万長者による合法的なゆすり行為に資金を奪われている。彼らに資金提供を強いる形で、この家族帝国は富を増大させている」

・・・福音派の方はコレを・・・
アメリカの混迷は・・・
アメリカの皆さん、やってらんね~って
薬物依存が増え続けるわけだわ

今日は~
イワホウライシダ/Adiantum ogasawarense*アラゲクジャク/ Adiantum hispidulum?

画は3月終わり
ハイドロもどき・ティーポット仕様
なかなか順調なんだけど
イワホウライシダが混じってる?
(右下)
さて、ど~したもんか・・・


2026年5月28日木曜日

X Money

2026/3/10イーロン マスク氏
自身のXにX Moneyのベータ版ローンチに関するポストを投稿
日本のタイムラインには
「預金金利6%。買い物には3%還元。メガバンクの金利がギャグに見える」
「資産2億円を移せば毎年1200万円の利子」
「新NISAよりX預金で十分」

ただし、6%という金利は単なる高利回りの預金口座ではない
マスク氏の狙いは、Xアプリ内に資金を滞留させることにある
入金させ、出金の動機を奪い、送金も投資もアプリ内で完結させるX経済圏の構築
高金利はそのための導線で

1999/12
28歳のマスク氏はCBS MarketWatchのインタビューで
「人々がインターネットを“主な金融の保管庫”として使う段階に入った」
その年の春に創業したX.comの構想は、単なるネット銀行ではなかった
銀行口座、投資信託、証券、保険、税務管理
あらゆる金融サービスを1カ所に統合するという、いわばスーパーアプリの先駆け
集客の手法も今回と重なる
S&P500連動のインデックス投資信託を手数料ゼロで提供
客寄せ商品と位置づけた
高利回りで人を集め、そのうえで銀行や保険サービスを売る手法

2000年、X.comはピーター・ティール氏が率いるConfinity(のちのPayPal)と合併
マスク氏はCEO(最高経営責任者)に就いたが、在任4カ月で取締役会に交代させられた
会社はPayPalに名前を変え金融の中枢構想は棚上げされた
2017年のマスク氏の投稿にはgreat sentimental valueの文字があった
しかしマスク氏はこの構想を手放さなかっ
17年にPayPalからX.comのドメインを買い戻し、「感傷的な価値がある」と投稿
22年にTwitterを$440億で買収し、翌23年には社名をXに変える

マスク氏はCNBCのインタビューで
「23年前のX.comのビジョンを最終的に完結させ、それが結実するのを目の当たりにするのは、ある種の詩的な趣がある」
この25年前に描かれた設計図に、再び日の目を当てる取り組みがX Money

X Moneyで何ができるのかベータ版の全体像を整理すると
X MoneyはXアプリの中に銀行口座のような機能を丸ごと組み込むサービス
現時点ではアメリカの一部ユーザーに提供されており、マスク氏は「来月、早期パブリックアクセスを開始する」と予告
当面はアメリカ限定
ウォレットに入金すれば、友人への送金も、銀行口座への出金も、アプリ内で完結する
デジタル版のVisaデビットカードが即時発行され、Apple Walletに追加してそのまま買い物に使える
コンビニでの現金入金やATM引き出しにも対応
預金の保管先はCross River Bankで、FDIC(連邦預金保険公社)の保険対象
最大$25万まで保護される
最大の目玉が、預金に対する最大6.00%の金利
アメリカでも銀行預金は平均0.5%前後、日本の預金金利はさらに低い
ただし最大となる条件、つまり残高や適用期間、給与振込などが必要かどうかはまだ公開されていない
オンライン証券会社Robinhoodは、月額課金会員に預金金利4.5~5%を提示しつつ
非課金の一般顧客には0.01%だった
フィンテック企業SoFiの金利は、利下げ局面で4.60%から3.30%に下がった
フィンテック企業が打ち出した高金利が、看板どおり全員にずっと提供されるとは限らない

機能だけを並べれば、VenmoやBlockのCash Appとさほど変わらない
違いは、その先にある
既存の送金アプリはあくまで銀行口座の出先機関
X Moneyは銀行口座そのものを代替しようとしている
給与が振り込まれ、貯蓄が積み上がり、決済も送金もアプリの外に出る必要がない
そこまで到達して初めてX経済圏は成立

現在のXでは、お金はアプリの外に流れている
クリエイターへの収益分配はStripe経由、チップは暗号資産の外部ウォレット、サブスクの課金もAppleやGoogleを通る
コンテンツはXの上で消費されるのに、お金だけが外に出ていく
X Moneyは、この流れをひっくり返そうとしている
P2P(ピア・ツー・ピア)送金でDM(ダイレクトメッセージ)上の割り勘や投げ銭をワンタップ化する
クリエイター収益をX Wallet内で完結させる
タイムラインにはSmart Cashtagsの導入が予告されており、$TSLAや$BTCをタップすると価格やチャートが表示され、金融商品の取引所への導線が用意される
そして高利回りの預金が、資金をXの中にとどめておくフタになる
入金、送金、決済、投資への導線、出金しない動機づけ
すべてがうまく連携したとき、XはSNSに金融がついたものではなく
金融を内蔵したプラットフォームに変わる

マスク氏が手本にしているのはWeChat
マスク氏
「中国ではWeChatの上で人々が生活している。すばらしいアプリだ」
中国ではWeChatが生活インフラとして浸透している
ただしWeChatが生活インフラになれたのは、中国固有の背景による
カード決済がまだ普及していない社会にコード決済が一気に入り込み、14年のデジタル紅包(お年玉)」が普及の起爆剤になった
WeChat Payは19年末時点で日次決済数が10億件を超えている
メッセンジャーが決済を飲み込めたのは強い競合がいなかったから

アメリカにはVenmo、Cash App、PayPal、Apple Pay、Google Payがすでにある
そしてメッセンジャー起点で同じ構想を試みた企業は、ことごとく壁にぶつかってきた
MetaのWhatsApp Payはインドで当局によって利用者数が制限され、ブラジルでは中央銀行にサービスを止められたこともある
さらに世界通貨を目指したLibraも断念した
マスク氏の構想がうまくいかないとまでは言えない
だが、NSに金融サービスが乗ることへの各国の懸念は根強い

もう1つ、X Moneyで心にとめておきたいリスクが、預けたお金が引き出せなくなる可能性
例えば、PayPalは利用規約で、残高を最大180日間保留できるとしている
Cash Appは口座の長期凍結で、25年1月にCFPB(消費者金融保護局)から是正命令を受けた
Venmoでも送金完了と表示された資金が後から凍結されるケースがFTC(アメリカ連邦取引委員会)に問題視され、18年に和解に至っている
X Moneyでこのリスクが増すのは、凍結の引き金がSNSの側にあるから
投稿内容や通報などでアカウントが停止されれば、金融資産へのアクセスも失う可能性がある
Xのアカウント凍結ルールは必ずしも明快ではなく
凍結されたアカウントの復旧が認められる保証もない

データの問題もある
SNSの「いいね」から見える関心と、実際の消費行動はしばしば食い違う
しかし、この2つが連携されれば個人の行動推測の精度は格段に上がる
アメリカの法学者からもこの構造の危うさは指摘されているが
同国の金融プライバシー法はグループ内でのデータ連携には比較的緩い

規制の側も揺れている
CFPBが策定した大規模決済アプリへの監督規則は、25年5月に議会が無効化した
また、マスク氏が率いたDOGE(政府効率化省)はCFPB自体の業務縮小を図り、裁判所が機能保全命令を出す事態になった
マスク氏は同年5月末に退任したが、在任中にCFPBの弱体化を進めながら自らの金融サービスを準備していた懸念は・・・

日本はXのユーザー数で世界2位の市場であり、展開の優先度は高いはず
ただ、X Moneyを、そのまま持ち込むのは簡単ではない
日本の資金決済法は、アプリ内に100万円以上の資金を滞留させることを基本的に認めていない
高金利で大きな金額を預かる設計にするなら銀行免許が必要
現実的には日本の銀行と提携してサービスを提供する形にならざるをえないだろう
さまざまな金融商品を展開するには、犯罪収益移転防止法や金融商品取引法の壁も加わる

一方で、メッセンジャーと決済サービスの融合を、海の向こうの出来事で片づけるのは早計
PayPayの「送る」機能にはすでに簡易的なチャットが組み込まれていて
決済サービスがメッセージングを取り込みつつある
X Moneyと方向性は違うが「1つのプラットフォームに生活と金融をまとめる」という流れは、日本でもすでに始まっている

・・・はてさて
預けた銭に6%の利金をだす
つまり、それ以上の利益をXが・・・

今日は~
ヒメウラジロ/ Cheilanthes argentea

お久
画は3月の終わり
古いハッパを取り去り・・・少し残ってる
さっぱり
今も、あんま変わってない
もっとモサモサに、と思ってた
天候不順なせい?
庭も、成長にムラがある
同じ種でも
山も、そんな感じ
やっぱ変だわ