2016年8月23日火曜日

量子水準点

ぼや川より
留守の日は・妻の布団を・百たたき
・・・かなり溜ってる~・・・

東京大学大学院工学系研究科の香取秀俊(かとり ひでとし)教授(理化学研究所香取量子計測研究室主任研究員)と国土地理院の研究グループ
約15Km離れた東京大学(東京都文京区)と理化学研究所(埼玉県和光市)に同教授が開発した光格子時計をそれぞれ1台と2台設置
2地点を光ファイバーでつなぎ時間を超高精度で計測し比較
2地点の異なる重力から生じるわずかな時間の差をとらえることで2地点の標高差を測定
重力が強いところでは時間がゆっくり進むというアインシュタインの一般相対性理論に基づいた光格子時計比較による標高差計測の試み
センチメートルレベルの計測は世界初

一般相対性理論により、異なる高さに置かれた2台の時計を比較すると高さが低い方の時計は地球重力の影響をわずかながらより大きく受けてわずかながらゆっくり時を刻む
超高精度の光格子時計の遠隔比較で相対論的な効果を使った標高差測定
東京大学の時計は理化学研究所の時計と比べてごくわずかながら時間の進み方が遅れた
標高が低いために地球の中心にわずかに近く、重力もわずかに大きいためと考えられ、精密に計算したところ2地点の標高差は15m16cm

香取教授らは、光格子時計を各地に設置することで将来新たな量子水準点を形成
火山活動による地殻の上下変動の監視や超高精度の標高差計測システムの確立などの利用が期待できる・・・

光格子時計
香取教授が2001年に考案し、2003年に実証
特殊なレーザー光を組み合わせて格子状の空間を多数つくり、そこにストロンチウム原子を閉じ込めてレーザー光を当て、原子の振動数を測定することで1秒の長さを決める
2015年2月に2台の光格子時計を作って作動させたところ2台のずれが1s/160億年という超高精度
このレベルの超高精度は重力が強いところでは時間がゆっくり進」という一般相対性理論による時空間を見る新しい計測ツールになる・・・
光格子時計は次世代の秒の定義の有力候補として世界中で競って研究されている

・・・で・地面の下の構造・どんな質の岩盤・マントルまでの深さとかで重力って変わるって・・・
そもそも何をもって標高とするのか
海面からの高さ?標準楕円体?とか・・・
このレベルになると結構めんどくさい・・・
で、それがド~シタノと言われれば
ど~でもイイ話

今日は~
カノコユリ/Lilium speciosum
咲いてるけど
ナンテンに飲み込まれそう
秋に堀りあげて分ける?移動?
西日が当たって枯れ枯れになるコもいるし

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