2016年8月14日日曜日

仮想通貨1608

ぼや川より
お金なら・包まなくても・そのママで
・・・できたら束で・・・

三菱東京UFJ銀行が、独自の仮想通貨であるMUFGコインの開発を
近い将来、それを実際に使用する?
同行が仮想通貨の開発に本腰を入れた背たのはビットコインに代表される仮想通貨が、想定以上に人々の関心を集め、実際に普及しているから・・・これでモウケたる
ビットコインが世の中に流通し始めたころ、国内の金融機関はナニそれ・・・
国や企業の信用の裏付けがない通貨=仮想通貨であるため、社会に広く受け入れられるとは・・・
しかし、ビットコインは、当初の予想に反して急速に世の中に浸透
ビットコインで買い物ができる商店も増えており、資金の決済手段として普及が進んでいる
2014年、ビットコイン業者のマウントゴックスの破綻をきっかけに、お国も資金決済法を改正して仮想通貨の財産的価値を認め、取引業者に対する監督を強化している
この動きは、金融機関にヤらなかったらマズイかも・・・って
ビットコインの普及を支えるシステム="ブロックチェーン"の活用によるコスト削減への期待も高い
銀行の信用力を生かし、仮想通貨ビジネスを推進する動きは他の銀行にも広がると・・・
今後、仮想通貨ビジネスが発展すると、既存の通貨制度に大きな変革?
当然、経済政策、金融行政が大きく変わる
たとえば¥や$を刷ってバラまけばイイ・・・ってのができなくなる?

三菱東京UFJ銀行は自行の仮想通貨であるMUFGコインを発行
大手金融持ち株会社なんで、系列の運用会社やカード会社との連携が進めば、仮想通貨で投資商品を購入したり、消費者ローンを活用するなど、MUFGコインの流通の範囲は大きく広がるはず・・・

ブロックチェーン
複数のコンピューターで同一のデータを管理するネットワークシステム
複数のコンピューターで同じデータを管理
複数ある同一データを参照してデータの欠損や不備を瞬時に発見できる
同じデータを分散して管理してサーバーメンテナンスやシステムダウンによる時間のロス(ダウンタイム)も防ぐことができる
金融機関は大規模なサーバー設置など、莫大なIT投資の負担を軽減できる?
ブロックチェーンでのシステム構築は
巨大なコンピューターに各支店や顧客の取引を集約し、IT部門が集中管理する"中央集権型"のシステムデザインとは逆

仮想通貨の特徴
仮想通貨は、特定の国や中央銀行の信用を裏付けとせず、インターネット空間での特定参加者の信用や期待を基盤に普及してきた通貨
代表格がビットコイン
ビットコインはサトシ・ナカモトと名乗る人物が公表した論文を基礎に、2009年頃から少しずつ流通
ビットコインの取引の実態は、インターネット上のブロックチェーンに保存された全ての取引記録
ビットコインは金貨や銀貨など、実際に存在する貨幣ではなく、あくまでも仮想・・・
ビットコインを手に入れたいと思う人は、ある種の計算問題を一番早く解くことでコインを獲得する
これが参加者共通の台帳=ブロックチェーンに記録され、ビットコインが増える・・・通称発掘
一連の取引をブロックチェーン上の参加者が相互に確認
共有することで客観的な通貨の供給量が確認できる
理論上、改ざんも防げる
仮想通貨の実態はブロックチェーン
ビットコインは一部の仮想通貨に対する興味を持つ参加者の取引を
全員で見ることができ、共有することで成立

一方、不正な暗号がブロックチェーンに入力された場合など
規制や投資家の保護が未整備という問題も
また、ビットコインの価値は、参加者間の需要・供給によって日々変化
通常の通貨のように価値が安定していない
その為、特定の取引の決済や投機には使えても、¥と同じように万人に通用する通貨になるか否かは?・・・$も¥もそうだけど動きが早い・デカい
で・投機目的も

一方、MUFGコインが創設されると、銀行の信用力が同コインの信用力を支える
対¥での客観的な交換レートが設定されれば仮想通貨の価値の安定を期待できる
ウマくすると将来、MUFGコインが¥に代わるかも・・・
・・・たぶん銀行の持つ¥・$etcの通貨、金,証券、債権、取引内容?なんかが信用の源?
銀行が自らの信用力を使って仮想通貨を発行することは当然今までの通貨取引、金融取引が変わる
最終的には、わが国の中で法定通貨である¥と、仮想通貨であるMUFGコイン等の複数の通貨制度が・・・
それは、中央銀行の金融政策にも大きな変化を
例えば、国内の銀行が海外の金融機関と連携して仮想通貨を発行
その動きによって仮想通貨がグローバル化・・・
わが国の金融情勢を見ると、我々が¥で預金や決済を行う以上、マイナス金利など金融政策の影響からは逃げられない
一方、仮想通貨は日銀の金融政策から独立している
仮想通貨を使うかどうかの選択はユーザーの自由
マイナス金利政策などが世の批判を集め、景気の低迷が続くのであれば、¥が見捨てられ、仮想通貨の人気が高まる展開も・・・
もちろん、銀行が創設する仮想通貨にはリスクや問題点はある
ブロックチェーン内に意図的に不正な暗号が入力され、システムがダウンする懸念も
従来、メインサーバーのデータをバックアップサーバーにコピーし、各金融機関は事業の継続性を担保してきた
しかし、ブロックチェーンの場合、システムの混乱は仮想通貨を取引し合う多数の企業・個人・法人を巻き込んだ混乱に・・・
ブロックチェーンがダウンした場合の事業の継続性、情報の保全、銀行破綻時の仮想通貨の取り扱いなど???
そしてヤバい金をど~するか?
そうした問題がありながらも、各国の金融機関は仮想通貨などのフィンテック事業を強化しようとしている・・・だって便利・ヤらなかったらツブれる
仮想通貨は、想像をはるかに超える潜在的なインパクトを持っている

・・・フィンテック・ブロックチェーンって
高い銭のかかる単独?自前のシステムにデータを溜め込む⇒お安いクラウドの海にデータを分散・重複して置いとくってコト?
銭金にカカわるコトだけでなくイロイロ使えそう
ただ、腹黒い輩がいるんで・・・

今日は~
セッコク/Dendrobium moniliforme普通種
クリスタルクラスター植え
画は8月の初め
開花が遅れた?
早い狂い咲き?
どっち?

2016/8/15
加筆・修正


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