2016年8月17日水曜日

量子通信衛星

ぼや川より
バナナより・ウツの娘が・ナゼ安い
・・・それが経済・・・

2016/8/15ゴビ砂漠
打ち上げられたロケット長征2号D
積荷は量子通信衛星墨子

量子暗号
解読不能とされている
ジュネーブに本拠を置く量子暗号会社IDクアンティーク社の共同設立者グレゴワール・リボーデさん
せっけんの泡の表面に書き込まれたメッセージにたとえ
「送信中のそれ(量子暗号化情報)を誰かが傍受しようとして触れると、破裂してしまうのだ」
・・・?情報自体がコワれる?

ジュネーブ大学のニコラス・ギシン教授(量子物理学)
「中国は、量子衛星レースに勝利する公算が極めて大きい」
「それは、中国が大規模で野心的なプロジェクトを計画・実現する能力を持っていることを改めて示している」
米国、欧州、日本、その他諸国の科学者は、亜原子粒子(原子よりも小さい粒子)にある奇妙で潜在的に強力な特性を競って探究している
しかし中国の科学者たちのように大規模な国家支援を受けている科学者は少数
量子技術は、今年3月に公表された中国の5カ年経済発展計画における最優先の戦略的研究課題

香港大学のHoi Fung Chau教授がハッキングを防止する量子物理学について解説
中国政府は量子研究にどれだけの資金を配分したのか、あるいは重さ1400ポンド(約635キログラム)の量子通信衛星を製造するのにいくらかかったか公表していない
しかし量子物理学を含む基礎的研究予算は2015年に$1010億に達しており、05年時点の$19億を大幅に上回る
科学者や国防・情報などの当局者のグループが7月にまとめた議会報告
米国の量子研究に対する連邦予算は年間約$2億
同報告は量子科学の発展は「米国の国家安全保障を強化するだろう」
資金規模が変動するため進歩が遅れている・・・

中国政府は、中国生まれで外国で教育を受けた量子物理学専門家を中国に呼び戻した
その中には今回の量子通信プロジェクトを指揮している物理学者の潘建偉氏も
潘氏は8/15放映された中国国営テレビとのインタビューで
「われわれは世界中の研究室で良い技術をすべて吸収し、(中国に)持ち帰った」
量子通信が地球規模で実現するかどうか実験するため、同氏のチームは量子暗号鍵(キー)を北京からウィーンまで照射するつもりだと・・・

潘氏は、中国政府の国家支援を得て、自分の博士号取得の指導教官だったウィーン大学の物理学者アントン・ツァイリンガー教授を追い越すことができた
ツァイリンガー教授は2001年以降、同様の衛星を打ち上げるよう欧州宇宙機関(ESA)に訴えてた
ツァイリンガー教授
「これは困難なプロセスで、長い時間がかかる」
同教授は現在、自分の元学生である潘氏の衛星に協力している

シンクタンク「ニュー・アメリカ」(本部はワシントンD.C.)のフェロー、ジョン・コステロさん
この量子衛星分野への中国の投資について、アメリカにハッキングされてるから・・・
また同氏は、アメリカの研究機関は強力な量子コンピューターをいかに構築するか研究している
それは数学ベースの暗号(通信の安全確保のため現在世界的に使用されている)を理論的に解読できるコンピューター
「中国政府は、電子スパイ活動に中国がとりわけぜい弱になっていることに気付いている」
量子通信は本質的に防御的なものだ
アメリカは中国の動きを国家支援のハッキング(盗聴)計画と認識している

量子物理学者らは近年、地上の短距離間で安全に通信するため、光子(光量子)を利用する方法を発展させた
今回の中国の量子通信衛星はハッキング不能な通信の距離を飛躍的に拡張できるようになる

しかし量子暗号は完全無欠ではない
量子技術センター(シンガポール)の主任研究官アレクサンダー・リングさん
例えばハッカーは、量子レセプター(受容体)に強烈なレーザーを照射することによって、不注意なレシピエント(受容者)を欺くことが可能だろう

アメリカのセキュリティー専門家も、量子通信のもつ複雑さを十分に簡素化できるかどうか疑問だと?
ジェームズタウン財団で中国の情報活動を研究しているピーター・マティス研究員
「不可避的に、この種の技術には問題がある。このため集中的なトレーニングを経ない人々がそれを使うと、状況を混乱させてしまう」?

・・・かの国は、こういう戦略的動きができる
たぶん日本ではムリ
シャープの件や不動産買われていることを考えると・・・

今日は~
アジアンタム レニフォルメ/Adiantum reniforme
のカイガラムシ
水やりしてたら
ハッパが1枚変
ひっくり返すと
びっしりとカイガラムシ
さっそくハッパを摘み取り
ツブす
幸いほかのハッパに広がってなんだ
やれやれ

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