2023年10月20日金曜日

目先の利に奔るヨーロッパの極右


ドイツで急伸する極右政党 ドイツのための選択肢(AfD)に醜聞
今月、ドイツ メディア ティー・オンラインはAfD所属のEU議会議員マクシミリアン・クラーと中国当局との癒着を報じた

EU懐疑主義、反移民を掲げる同党は来年のEU議会選で親中派として知られるクラーを筆頭候補に据えている
報道によると、クラーに非常に近しい人々が、中国から資金提供を受けていた
また彼の側近はドイツ国内の中国反体制派グループと中国当局の双方とつながりがあり、前者の動きを後者に注進している疑いが
クラーはこの報道を事実無根だと否定しており、この一件が彼の強固な支持基盤に影響を与えることはなさそう
中国とつながるAfDの指導層はクラーだけではない
過去1年の間に、同党の政治家が数人、当局の招待で中国を訪れた
同党は中国・新疆ウイグル自治区での国家主導の残虐行為や、ウクライナ戦争での中国のロシア支援を受けて中国と距離を取るドイツ政府の姿勢に反対の立場
専制国家への接近は、AfDだけでなくドイツの極左運動にも共通して見られる
しかし同党の親中化はそれよりも、中欧・東欧の極右全体に見られる明確なパターンをなぞっている
このパターンはヨーロッパの各勢力にばらまきをいとわない中国の姿勢と、中国の事実上の同盟国であるロシアと極右勢力が概して友好的であることの結果
アメリカやEUが中国と対決姿勢を強めているため、ヨーロッパ諸国の反アメリカ・反EUの右派が中国に傾いていることも背景にある
例えばハンガリーのオルバン首相や、セルビアのブチッチ大統領は親中傾向を隠さない
チェコではゼマン大統領(当時)が2015年、中国の政商、葉簡明(イエ・チエンミン)を経済顧問に任命したほど

対照的に、西ヨーロッパの極右政党は中国に対して複雑な態度を取っている
フランスでは国民連合のマリーヌ・ルペン党首がインド太平洋における対中戦略を訴える
イタリアではメローニ首相が中国の一帯一路構想から離脱する方針を決めた
極右化が進むイギリスの保守党にも強力な反中派閥がある

中国側からすると、中欧・東欧の極右勢力との協力はイデオロギーの親和性ではなく
便宜上の理由に基づいている

・・・とりあえず、中国に利すればいい

味方になりそうな各国の周縁的な勢力を見つけてはせっせと資金を注ぐことを繰り返しているだけ
とはいえ、ブレア元英首相からシュレーダー元独首相に至るまで、主流派政治家に対してさえも中国が求愛?するのは以前から見られる
大筋では、中国は他の大国との間で影響力拡大のゲームを競っている
脅しや賄賂が中国の常套手段であることは確かだが、その他の手管はアメリカなどと同じ
政治家の自尊心をくすぐり、外国との取引の機会や、時には資金を提供する
その違いは手段ではなく、中国の人権侵害に対する批判を封じるという目標にこそある

AfDの台頭は、ハンガリーやセルビアのような小国よりもドイツを重視する中国にとって、大きなチャンス
ただ本当に危険なのは、ヨーロッパのこうした周縁的な親中勢力ではなく
中道政党が権力を得るためそうした勢力と手を結ぶ意欲を強めていることかもしれない

・・・敵の敵は味方?
目先の利に奔ってる
ただ自国を喰いにくるトコとツるむのは・・・
大局を見誤ると・・・
日本でも
故将軍様のとこに援助する統一教会の
文鮮明が作った国際共勝連合に
参画する右翼といわれる方々が・・・

今日は~
シソ

山の中
なぜかシソの群落
なんで?

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