2024年11月4日月曜日

人類史上最大のバブルがまもなく崩壊する?

もはや、怖いもの無しの森永卓郎氏
私はまもなく100年に1度の構造転換が起こると予測
日本で100年前に起こった変化を振り返ると
第一次世界大戦が終結して戦争特需が消え、スペイン風邪の流行も重なって日本経済は大不況
順風満帆な時は誰も現状を変えようとしませんが、追い詰められると人間も社会もガラリと変わります
この時に起こったのは和洋折衷というトレンド変化
教科書には明治維新によって西洋化が進んだと書かれていますが
それはエリート層や富裕層に限った話で、庶民は大正時代になっても江戸時代の文化を引きずっていました
そこへ、今度こそ本格的に西洋文化が流入し、人々の生活スタイルが一気に欧米化
それまで畳の上に正座し、筆で文字を書き、和服を着て徒歩で外出していた人たちが
洋服を着て椅子に座り、万年筆を使ったり、自転車に乗ったりするように
この大きな変化を巻き起こしたのが、現在100年企業と呼ばれる会社の登場
万年筆のパイロットやトンボ鉛筆、クリーニングの白洋舎、自転車部品を製造するシマノ、国産椅子の生産を手がけるコトブキ、和菓子でも洋菓子でもないオリジナルの栄養菓子を生み出した江崎グリコetc
これが今からちょうど100年前、そして当時と同様に社会を激変させる構造転換が間近に迫っています

それは近々崩壊すると私は見ています
なぜな、今まさに過去のバブルと同じことが繰り返されているから
世界初のバブルと言われるのは、1630年代のオランダで起こったチューリップ・バブル
チューリップの球根一つに、現在の価値に換算して数¥千万の値がつくという、誰がどう考えても異常な状況でしたが、当時は誰もおかしいと思わなかった

・・・おかしいと思ったけど言わなかった

アメリカが震源地となった1920年代の世界恐慌の直前も、家電産業や自動車産業の株価が高騰
球根にしろ株式にしろ、あまりにも行きすぎた価格上昇が続けば、必ず大きな反動がくる
現在10年ほど前からGAFAをはじめとするビッグ・テックの株価が高騰
それが限界を迎えそうになる
今度は電気自動車や自動運転車がくるといって関連企業の株が上昇
そして自動運転には人工知能が必要だからとAIバブルが起き
現在はAIを動かすために必要だからと半導体バブルが起こっている
誰もこの状況をおかしいと言いませんが、明らかに異常
今やエヌビディアの時価総額は、日本のGDPに迫る規模まで高まっていますが
たかが一社の企業価値と一つの国家が生み出す価値が同じなんて・・・
半導体は、少しでも需給が緩むと価格が大暴落する特性を持っています
私が初めてパーソナルコンピュータを購入したのは50年前ですが、当時と比べて今の半導体価格は100万分の1ほどに下落
技術的なキャッチアップによって供給が増えれば、価格も簡単に下がる
どんなに長持ちしても、半導体関連の株価はあと数年でドカンと下がる・・・

バブル崩壊のメカニズムは地震の発生と同
地盤のひずみがじわじわと蓄積し、やがて限界に達して地震が起こる
その前兆が今年8月に起こった株価の乱高下
あの状況を目の当たりにして、さすがに皆も内心おかしいぞ、と思ったはずですが
「王様は裸だ」とはなかなか言えない
いわゆる"金融村"に住んでいる人たちは、あれこれ理屈をつけて現在の株価を正当化

・・・現状を追認するしかない

本来なら2008年に起こったリーマンショックが大地震となり、溜まったひずみが調整されるべきでした
しかし、あの時は、中国が天文学的な公共投資で世界経済を引きずり上げたため
十分な調整が行なわれなかった
そのツケが今になって回ってきてる
世界に先行して不動産バブルが崩壊した現在の中国に世界を救う力はありません
今度は一直線に落ちていくだけ

その先に待ち受けるのは世界恐慌
欧米も景気のピークは過ぎ、アメリカが利下げするのはほぼ確定
EUはすでに利下げを決めている
世界が金融緩和に向かう中、日本だけが金利を上げる暴挙に・・・
約100年前に当時の内閣総理大臣だった濱口雄幸が同じ失敗を
財政と金融の同時引き締めを断行した結果、日本は昭和恐慌に突入して国民生活は悲惨を極めました

こうした過去を踏まえて、これからの10年を予測すると
真っ先に起こるのは株価の大暴落
しかも今回は史上最大のバブルなので下がり方も半端ではない
1929年のアメリカ金融恐慌でも、1989年末からの日本のバブル崩壊でも、株価は80%強暴落
少なくとも同程度は下がるはず

さらに恐ろしいのは、同時に急激な円高が進行
これまでは投機筋の円売りによって円安に振れていましたが、IMF(国際通貨基金)が2024/4に発表した最新の世界経済見通しでは、購買力平価の推計値を約¥91/$?
つまり短期的には為替相場が上下に振れたとしても、長期的には
どの国でも同じ商品やサービスの価格が等しくなる為替水準に収束する
というのが購買力平価の理論なので、近いうちに為替レートは¥90/$円台まで上昇するはず?
一時は¥162/$円近くまで円安が進んだので45%ほど円高に
そこへ80%の株価下落が重なれば外貨建て金融資産の価値は10%も残らない・・・
そうなると新NISAの開始に乗っかって貯蓄を投資に移した人の多くが破産者
老後資金を失う人が続出
この変化の行き着く先はグローバル資本主義の完全なる終焉
要するに「金を出して世界のどこかから安く買ってくればいい」という経済が成り立たなくなる
150年前、経済学者のマルクス
「資本主義は必ず行き詰まる」
その理由を彼は4つ挙げています
1つめは地球環境の破壊
2つめは許容できないほどの格差の拡大
3つめは少子化の進行
4つめがブルシット・ジョブ、日本語に訳すと「クソどうでもいい仕事」の蔓延

中でも大都市で働く非正規社員の仕事は、コンピュータに管理・指示され、まるで機械の歯車のようにボロボロになるまで働かされるようになる
そこには何のやりがいも楽しみもありません
今後、定型的な作業はどんどんAIに置き換わります
すると最終的にはブルシット・ジョブもAIに代替され、人間との価格競争になっていく
クソどうでもいいうえに、お金も稼げない仕事にしがみつくという悲惨な状況に

・・・さて・・・
長期?スパン・・・多分10年以内には
単に経済だけでなく・・・
だいたい、プーさんやトラさんが大統領になったり
ネタニヤフさんが出てきたり・・・
今の浮世はマトモじゃない
行き詰まりが・・・
しかし2024/4に発表された世界経済見通しで
購買力平価の推計値を約¥91/$
これはショック
¥がダダ↓と思ってた身としては・・・
う~ん
どう動けば?
問題はタイミング
現物か?

まあ、とりあえず現金、モノに
くらいしか・・・
自分で起業したりして
自力で稼ぐ・・・

暗号通貨は・・・
いわゆる初期に手をだしたマイナーやクジラ?
が大半を持っている
市場?は少数の仮想通貨で回ってる
というコトをお忘れなく

今日は~
ニゲラ ダマセナ/Nigella damascena
画は9月の終り
春の終りに落ちた種からの発芽
このママ越冬
来春成長・・・予定

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