2024年12月8日日曜日

ネットで選挙運動の やり方1

っどこまで事実かは?ですけど

大逆転で再選となった兵庫県の斎藤元彦知事
選挙中に飛び交った中傷やデマの影響は今も続いています

「どっちやねん…」稲村氏に“極左”で“既得権を代表” 兵庫県知事選ネット上のデマと偽情報

斎藤元彦知事のパワハラ疑惑を調べる百条委員会の奥谷謙一委員長
今もこんな電話が相次いでいる
奥谷氏にかかってきた電話
「お前もうやめろよ!お前みたいなゴミみたいな 人間のくずだなお前はな」
「おいでてこんかい、いてまうぞ!」

百条委員会委員長 奥谷謙一 兵庫県議
「なんでこんなことになるのかな…今でも信じられないというか」

111万票あまりを獲得し、返り咲いた兵庫県の斎藤元彦知事
選挙戦の序盤は演説に足を止める人はまばらだったが、終盤には人だかりが
一方、落選した稲村和美氏は選挙後も誹謗中傷にさらされている

稲村氏の事務所に届いた封書
「偏見選挙活動、ご苦労様でした…政治屋に向いてないと断言出来る!!」
「何故途中でも選挙中止を自己主張しなかったのか?」

稲村和美氏
「『何故選挙中止を(自身から)言わなかった』とまで言う。つまり『斎藤氏が失職すること』自体が、間違ってるんだから選挙中止を主張すべきだろうと」

“稲村氏は外国人参政権を推進する”などのデマが拡散した

稲村和美氏
「自分が言っていないことに対して、ネットで情報を得た人が街頭宣伝の時に『これはどうなんですか』という風に質問してくる」

稲村氏は偽情報の火消しに追われたが、炎上はおさまらなかった

稲村氏に対するSNSの投稿
「外国人参政権をすすめる、最低最悪の売国奴」
「クズ稲村」

稲村氏
「私のポスターに『極左』と落書きされて、張り替えに行かなきゃいけないということが結構あった」
「一方で(私が)すごく極左っていう風に情報が拡散されて、後半は『既得権を代表する人』という、私からするとどっちやねんと」

稲村氏は選挙結果に異議を唱えるものではないと強調したうえで、強い危機感があると話す

稲村氏
「こういうことを経た後にちょっと『立候補するなんてとてもとても(できない)』という風になってしまうとしたら、それはすごく残念。絶対そうなってはならないと」

誹謗中傷が原因で辞職した県議もいる。
百条委員の一人で、パワハラ疑惑などを厳しく追及していた、竹内英明氏
「家族を守るために身を引く」

不信任決議の賛成討論をした迎山志保県議も、誹謗中傷を受けている

迎山志保 兵庫県議
「全てが公人ということでさらされるのが当たり前、批判されるのが当たり前、これがスタンダードになってしまうと、政治の世界もどんどんと結果的には劣化をしていく。ひいては国民の首を絞めることになる。国民にツケが回っていく」

大逆転の舞台裏では何が起きていたのか?
斎藤氏は不利な状況からの出直し選挙で当選を果たした。背景にあったのがSNSでの支持の広がり
「#さいとう元知事がんばれ」という言葉がX上でいつ、どのように広がっていったのかを調べると

この投稿は後援会の公式Xが立ち上がったころからはじまり、テレビなどの選挙報道が減った告示後に増加
その要因の一つと考えられるのが、知事選に立候補した立花孝志氏の存在

立花孝志氏(10/31)
「当選を目的としない選挙に今回は臨ませていただいています。斎藤さんをもう一度戻さなきゃいけない、そういった思いで17日間活動していきましょう」

自身の当選は目指さず、斎藤氏をサポートするという異例の選挙戦を展開
YouTubeで「告発文書は名誉毀損」「斎藤氏ははめられた」などと、自身の考えを繰り返した
そのなかで、“情報を隠ぺいした百条委員会とオールドメディア”対“真実を伝えるネット”という対立構造がにわかに作られ、うねりになっていった
その裏側を知る女性が取材に応じた
女性は、斎藤氏の支持者が集まるLINEグループに登録していた

女性
「私が登録した時は『チームさいとう』公式LINEという文言がついていました。このお部屋に登録して入ると、デジタルボランティアのページに飛びます。X、Instagram、YouTube、TikTokの情報交換ができる場に飛びます」

「チームさいとう」と名づけられたLINEグループでは、県外からも支持者が応援に駆け付ける様子がうかがえる

管理者を名乗るアカウントから、SNSの発信について指示が出されていた

女性
「ずっとずっと、私が入ったときから毎日、もう何件も何件も拡散拡散。管理者がこうやって拡散指示をこのLINEの中で出すんですね」

なかには、斎藤氏が様々な勢力によって陥れられているとする動画も

女性
「『行政・司法・警察・報道、全てが繋がっていた』(というサムネイルの動画)。これはもう本当にこのLINEの中でも、何度も何度もこのYouTubeの拡散指示が出て。『斎藤さんは騙された』『県民局長が悪』みたいな、議論がなされて、一気に拡散していきました」

斎藤支持者のLINEグループだが、立花氏の動きも共有されていた

女性
「『立花候補より』と連絡が入って、『本日最初の街頭演説の場所はこちら』と奥谷さんの住所があり、みんなで『近くやから行こ』と誘う投稿がありました」

参加を呼びかけるような投稿。演説場所として書かれていたのは、百条委員会の奥谷委員長の住所だった

そして、数時間後…

立花孝志氏 演説のYouTube動画
「出て来い奥谷!一応チャイムだけ鳴らしておこ。あまり脅して奥谷さんが自死されても困る」

斎藤支持者のLINEグループに入っていた女性は、斎藤氏の街頭演説で、こんな場面を見た。

『チームさいとう』登録者の女性
「11月3日、新長田で街宣があるということで聞きに行ったんです。斎藤さんの街宣の後にそのまま立花さんの街宣があったんです」

両陣営の距離の近さを示す、その時の動画がネット上に残っていた

演説を終えて斎藤氏は立ち去るが、その場に残る支持者たち
すると30秒後、立花氏が現れ、斎藤陣営のロープをくぐると拍手で迎えられた

女性
「斎藤さんがやった後にすぐ立花さんが入ったり、逆に立花さんがその場を盛り上げて、後に斎藤さんが入ったり、もうセットの印象を受けました。斎藤支持者は立花さんを利用して、票を集めることに加担していたと思います」

兵庫県の選挙管理委員会に見解を聞くと
「立花氏のように当選を意図しない立候補は、公職選挙法が想定しておらず、困惑している」

斎藤氏の支持者が連絡を取り合った複数のオープンチャット記録より

このうち最大のグループとみられる チームさいとう というチャット
知事選告示2日前の10/29
管理者が、メンバーが1500人を超えたことを報告
11/7に別の人物が
「この1週間で、仲間が作った動画が100本以上となりました‼ 現在、デジタルボランティアが391人います。ハッシュタグも忘れずに #さいとう元知事がんばれ」
このハッシュタグは、公職選挙法に違反するSNSを使った有償の選挙公報を行なったとして刑事告発されたPR会社「merchu」の代表取締役・折田楓氏が
「自分が考案し斎藤氏が喜んでいた」

一方10/28にはメンバーの一人
「デジボラさん、斎藤さん応援動画流してくださいねー 再投稿だけでも大丈夫です」
その直後、この投稿者を名指しし
「誰かに『指示』を出すようなことは控えてください。デジボラはデジボラで責任者がおります。」
と諭した人物が
S(仮名)と名乗るこの人物
11/9に斎藤氏を批判する意見を書いたとみられる参加者Y氏(仮名)に向け
「ここは斎藤元彦の応援のオプチャです。さようなら。」
その直後チャットには「SがYをこのオープンチャットから退会させました。」との表示が

このためS氏は参加者を強制退会させられるだけの、管理者と同等の権限を持っていたとみられる

S氏とは何者か。フリーランス記者が
「同一人物かは未確認ですが、演説会場にもよく姿を見せたSを名乗る有名な支持者の男性がいます。陣営に近いようで、投開票日の11月17日には斎藤氏の選挙事務所で10脚程度しか用意されなかった支援者用の席に座っていました。すぐそばには折田楓氏もいました」

斎藤氏の選挙戦は、SNSの4つの公式アカウントを「管理・監修した」と語る折田氏や
斎藤氏が中高6年間を過ごした愛媛県にある全寮制の進学校の同窓生グループが手伝っていたことがこれまでわかっていた
これに加え、陣営に近いとみられる人物が管理に携わる1500人超のチャットや
責任者の下で動く400人近いデジタルボランティアの存在が浮かび上がってきた
選挙で斎藤氏に敗れた前尼崎市長・稲村和美氏の陣営は選挙期間中に2度
後援会のXアカウントが凍結された
稲村陣営は偽計業務妨害容疑で凍結に関与した人物を被疑者不詳のまま後に刑事告訴したが

さらに
斎藤知事9/26の記者会見で出直し知事選に臨む考えを正式表明
SNSではこの頃から斎藤知事について支持者を中心に 公約実現率98.8%
との情報が広がっていた
再選後初となる11/27の定例記者会見では、この真偽を問う質問が

記者
「3年間の公約達成率98%は事実でしょうか?」
斎藤知事
公約達成・着手率が98%余だったということですね」
着手率と達成率が分けられてないことについて
「公約というものは完全に達成したこともあれば、やはり一歩進むということが大事だと思いますので。公約の着手、それから達成率トータルで見ていくということが大事だという風に思ってます。たしか企画部の方から就任の節目にあたって、そういった数字が報告されて、それを記者会見で述べさせていただいたという風に記憶してます」

記者が兵庫県庁の企画部に改めて確認したと
公約達成率と言ってしまうと98%は事実ではなく、27.7%。173項目中、48項目の公約が達成されたものという風な回答がありました。そうしますと、SNSで出ていた『公約達成率98%』というのは、今の斎藤さんのお話と合わせても、不正確な情報であるということでしょうか?」

斎藤知事
「正確には公約の達成、そして着手率が98%ということだと思いますけど。大事なのはやはり公約について、一歩でも進めていくということが大事だと思いますので、そのあたりはご理解いただきたいと思ってますね」

そもそも98%という数字が持ち出されたのは、1期目のことだった
2024/7/30斎藤知事は定例記者会見で
在任中の課題を問われこう語っていた
「選挙時に掲げさせていただいた公約が、全体で173項目ございます。そのうち一定達成、着手した状況は171項目。パーセンテージにしますと、98.8%という形になります。多くの公約や掲げたことは達成なり着手してきて、ひとつずつ公約は進捗、進んでいると考えています」

会見での発言を振り返る限り、斎藤知事は一貫して達成・着手率と説明
先の兵庫県知事選挙でも公式サイトの政策に
「県政改革としての実績」として《既得権益やしがらみから脱し、県民本位の県政へ! 173項目中171項目は公約達成もしくは公約の趣旨に沿った事業に取り組み中(令和3年8月~令和6年9月)》と記載。図表では「達成・着手率」として、「98.8%」の数字を提示していた。

つまりSNSでは「着手」の部分が抜けてしまい、「達成」だけが一人歩き?
だが斎藤知事の説明をわかりにくいと感じた人もいたようで
Xでは《達成率でも進捗率でもなくて「着手率」ってなんなん》《え、そうなんだ。騙されてたなあ》との声も上がっていた。

11/29兵庫県庁企画部の担当者
まず今回の選挙戦で、斎藤知事が挙げていた「173項目」の公約数について
2021/7の兵庫県知事選挙では137項目の公約が掲げられていたが
これに関連・付随する施策を加えたことで173項目になったと

20’21/6・10付で公表された「さいとう元彦の約束」には、次の項目があった
《保健所の体制を強化します。職員の増員をもっと機動的、大胆に行うほか、市町の消防署とも連携し入院調整や搬送業務の円滑化を図ります》
これだけ見ると1項目だが、細分化すると
《保健所の体制を強化します》
《職員の増員をもっと機動的、大胆に行う》
《市町の消防署とも連携し入院調整や搬送業務の円滑化を図ります》
の3項目に分けられるというわけ

こうした事例が積み重なり、当初の「137項目」が「173項目」に増加したと
担当者が語った県職員の立場
「公約の達成率を職員が調査するのは不可能」
いっぽう担当者
「公約達成」の厳密な評価について
「どこまでいっても定性的な公約に対して、何をもって『達成』とするかは、人によって判断が分かれるようなものもあると思います」
報道では「実際の公約達成率は27.7%」と報じられているが
この数字は事務的な報告が根拠になっていると
「137項目の公約に関係する施作を一覧表にしており
項目を数えると173項目に細分化されています
それぞれの取り組み状況について、達成しているものについては、備考欄に『達成済み』と書くようになっているのです」
その上で
「ただ、『本当に達成なのか?』と感じるものも中にはありますし
逆に『達成済み』と書かれていなくても、『達成しているのでは?』と感じるものもあります
とはいえ、その項目を『達成済み』とするわけにはいきません
なかなか客観的・定量的に扱えないものではありますが、新聞記事で『公約達成率27.7%』と書かれているのは
備考欄に『達成済み』と書かれているものを純粋にカウントしたものです」
また公約達成については、県職員が判断するものではないと
「事業の取り組み状況を把握しようとするならば、例えば『学校を〇校に増やします』といったように定量的に測れるものがないと、『達成できた・できなかった』と判断できません
そもそも公約自体がほとんど定量的に示されておらず、『〇〇を拡大します』のように定性的なものばかりだと思います
本当に丁寧にするならば定量的に置き換えていかないといけないと思いますが、そこまでやっていないのが現状です。
知事本人の判断で達成公約数を掲げるのは自由だと思いますが
それを職員が調査するのは不可能です
逆に言えば行政の立場としては、公約に対してどのような施作や取り組みをしているかについてしか説明できません
それに対して、知事自らで達成しているかどうかを判断するものかと思います
県民の付託を受けた知事の思いを形にすること
課題を解決していくこと
公約に掲げた目的に沿うような事業をしていくことに力点を置いていくのが行政の仕事です
その作業の一貫で関連する施作を一覧表にして、その進捗状況の調査をしているということです」

つまり公約の達成率は知事本人でチェックすることになるといい
施作の一覧表はあくまでも参考程度・・・

最後に斎藤知事にも説明不足な部分があるのではないかと問うと
担当者
「(11月27日)の記者会見では、あまり丁寧には答えているようには見受けられませんでした
どこまでも『一歩進めることが大事』とばかり言っていましたけど……
そうであれば、あまり着手・達成率については言わない方が良いのではないかと個人的には思います
政治的な判断もあるかと思いますので、我々がどうこう言うことではないかもしれませんが……」

・・・まあ、アメリカ大統領選なんか見ても
ネットでの選挙戦なんか
何でもアリアリでムチャクチャなんで
こんなモン?

まあ、疑わしい?だけだけど
稲村さんへの妨害は・・・
だよね~

達成率云々は
ネットではアヤしい情報がアるのがアタリマエなんで
ウヤムヤになっても、しょうがない的な捉え方になりがち
その辺をワかった上でのヤリ方
策士やね~

おそらく、県の担当者さん
かなり苦労して答案を作ったんでしょう・・・
場合によっては
ダレかさんの標的に・・・
肝の小さいワタスでしたら
血のムニャムニャが・・・
ご苦労様でした

ネットは責任もクソも無いから
何でもアリアリ
その辺が・・・

今日は~
サフラン/Crocus sativus

10月の終り
春ごろより
ムニャムニャの浸食がキツくなり
なんか、サフラン減った?
他の所とかに地道に移植してる
そういや
メシベをバザーにと思ってたけど
忘れてた

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