2020年1月11日土曜日

IT3題

ぼや川より
腹八分・言うけど食べた気・せえへんねん
・・・たしかに・・・

2020/1/2Mediumで
GoogleのRoss LaJeunesse(ロス・ラジュネス)氏、辞任発表
Google(グーグル)の国際関係の元責任者で、同社で10年以上にわたりさまざまな役割を務めた
同氏は、Googleが人権重視の企業であろうとする志を失いつつあると・・・
社会的影響や責任よりも、成長と利益に報いる企業文化がもたらした必然的な結果?
アメリカの連邦政府を覆う腐敗に関係?
強い男のリーダーが世界中で権力を握り、そこでは正しいか間違っているかに関する問いが無視され、私利私欲と利権が優先される、そういう世界的な傾向の一部?
最後に、かつては素晴らしかったアメリカの会社が世界中の何十億人ものユーザーに関する大量のデータを管理すると我々一人一人にどう影響?
Googleの中国事業、Project Dragonflyにおける検索検閲の危機、Google Cloudのサウジアラビアのアプリ、同氏のGoogle HRとのやり取りについて触れている
これは一種のマニフェスト?
ラジュネス氏が共和党の現職Susan Collins(スーザン・コリンズ)氏の対抗馬としてメイン州の上院議員選挙で民主党予備選に出馬している
同氏の巨大テック企業に対する批判はミズーリ州の共和党上院議員のJosh Hawley(ジョシュ・ホーリー)氏とも似ている

グーグルには技術が社会に与える影響に関して善良または邪悪になる能力はあるのか?
世界中の国々で人権の観点から違いを作り出せる影響力があるだろうか?
だが同社が持っていた大きな影響力は急速に失われつつある

インターネットはさまざまな影響圏に分断される
中国のような国だけでなく、ロシア、イランなども、インターネットのネットワークとアプリケーションをより正確にコントロール
インターネットの本来の開放性と自由​​の精神に覆いを被せ、この通信媒体を管理下に
分断が進めば、グーグル、Shutterstock、NBAのような企業はインターネットをコントロールする国々に協力して現地のルールに従うのか、単に撤退するのか
その選択は自国の市場にも派生し深刻な影響を・・・
影響力を持つには企業の製品やサービスが市場で独占状態で
独裁政権が企業の提示する条件を受け入れざるを得ないほど独占が進んでいることが必要
言い換えれば極端な力関係の差がいる
独裁政権に対し「ノー。ふざけるな。どうなるか見ておけ。我々は人権を尊重する。この問題にお前に選択肢はない」と言える力
グーグル、Facebook(フェイスブック)、Apple(アップル)、Amazon(アマゾン)、Microsoft(マイクロソフト)といった巨大企業でさえ、権威主義的な国々に対して優位には立てない
中国の下請業者を通じて何十万人もの労働者を雇用しているアップルでさえ中国で目立った変化を起こすことはもうできない
イランは国内で政治的抗議の激しさを和らげるために、一定期間インターネットを閉鎖した
ロシアは先日いざとなったら使用不能にできるか確認するためインターネットの遮断をテストした

企業が持つパワーが縮小する傾向に対して、テック企業、特に米国のテック企業は十分に対処しきれていない
もはや企業の意思決定に選択の余地はない
中国には独自の検索エンジンがあり、アメリカの親会社やアメリカの方針に煩わされない独自の携帯電話エコシステムがある
Azureがサウジアラビアから撤退すれば、代わってAlibaba Cloudが喜んでやってくる

ラジュネス氏
私の解決策は、全社に適用される正式な人権プログラムの採用を提唱することだった
そのプログラムでは、国連の人権宣言がうたっている人権に関する原則の遵守をGoogleが公約し、製品設計のさまざまな局面で製品およびエンジニアリングチームが内部レビューを受けるメカニズムが導入され、主要な製品の発売と市場参入の際に人権への影響を評価することが義務付けられる

より良い製品設計レビュープロセスが世界の人権改善に貢献するという楽観的な世界感は、慰めにしかならないかもしれない
人権に関する内規や何らかの市場参入審査プロセスは不要
市場に参加するのか、しないのかの二択
権威主義的な国で製品やサービスを立ち上げ、避けて通れない人権侵害に目をつむり同時に、自国で消費者からの抗議に対処するか
価値を堅持し独裁政権下での商売をやめるか

TikTok(ティクトック)の開発元であるByteDance(バイトダンス)
他の誰かが出ている動画に顔を挿入できる技術を開発
TechCrunchはByteDanceが未発表だが本物そっくりのディープフェイクを作る機能を開発したとの情報を入手
そのコードはFace Swap(顔交換)
TikTokと中国の姉妹アプリであるDouyin(ドウイン)でユーザーは顔をさまざまな角度から撮り、共有したい動画に自分の顔を挿入できる
ByteDanceの新しい顔交換機能ではユーザーは自身をスキャンして動画を選ぶことで、クリップ内の誰かの顔に自分の顔を重ねることができる
ディープフェイク機能がDouyinとTikTokでリリースされた場合
偽情報を広めるためではなくコントロールされた環境でユーザーが顔交換技術そのものや動画を純粋に楽しむ人もいる
が・よからぬコトに使う人も
ByteDanceが機密性の高い生体認証データで何をするのか?
iPhoneで設定するFace IDが何に使われるのか?と同じ
他のテック企業が最近ディープフェイクの下位バージョンを商業化しようと
Morphin(モーフィン)のアプリではGIF画像上の俳優の顔にコンピューターが生成した顔データを上から重ねることができる
Snapchat(スナップチャット)はフレームやカメラロールの中の2人の顔を入れ替える顔交換オプションを長年にわたって提供
Face Swap Liveのようなスタンドアロンアプリもある
最もアブないのは、かの国のディープフェイクアプリであるZao
これは人工知能を使用して、ある人の顔を他人の動きにあわせてその体に溶け込ませ表情を同期させる
スキャンされたユーザーの顔が悪用される可能性があるためプライバシーとセキュリティの懸念が
Zaoは9月に急速に広まった
かの国のWeChatは以前、Zaoをセキュリティリスクのためブロックしていた
ByteDanceは15億回のダウンロードを超えるTikTokとDouyinという世界で最も人気のある2つのアプリ上で本物そっくりのディープフェイクを作れるようにした

イスラエルの市場調査アプリのスタートアップであるWatchful.ai
同社はTikTokおよびDouyinのAndroidアプリの最新バージョンの中にディープフェイク機能のコードを発見
Watchful.aiはDouyinのコードをアクティブにして機能のスクリーンショットを生成することができたが現在は公開していない
ディープフェイクを作るには
まず、ユーザーはDouyinで顔をスキャン
これはIDチェックとしても機能
つまり自分自身の顔だけを送信していることを確認し
同意を得ていない他人の既存または新規の顔写真を使用したディープフェイクの作成を防ぐため
Douyinは焦点を合わせ照明を当てる際に、瞬き、うなずき、口を開閉するよう求める
こうすることでユーザーが生きている人間であることを確認
その上で編集可能な顔のスキャンを生成すると、さまざまな感情表現に応用したり、異なる情景に埋め込めるようになる
次にByteDanceが使用権を持つとする動画から1つ選択する
クリップの人物の顔が自分のものに置き換えられディープフェイク動画に
動画に入れる透かしによってコンテンツが本物ではないと判断できると同社
顔の交換は非常にスムーズにでき動き、表情、色合いなど非常に自然
Watchfulは、ディープフェイク機能のプライバシーと使用に関するTikTokとDouyinの利用規約の未公開更新版も発見
TikTokの米国版Androidアプリ内にある英文が機能と使用条件の一部を説明してる

この機能には、顔のパターンが使用されます
詳細については、Drama Faceの利用規約とプライバシーポリシーをお読みください
続行する前に利用規約とプライバシーポリシーを読んで同意してください
利用規約とプライバシーポリシー
1.この機能をすべての人にとって安全なものにするため、ID検証が必要です
ID検証により、ユーザー自身の顔でこの機能を使用していることを確認します
このため、アップロードした写真は使用できません。
2.顔のパターンは、投稿する前に自分だけに表示される顔変更動画を生成するためにのみ使用されます
個人情報保護のため、後でこの機能を使用する場合は、本人確認が必要です
3.この機能は、未成年者向けのインターネット個人情報保護規則に準拠しています
未成年のユーザーはこの機能にアクセスできません
・・・どうやって未成年と識別?
4. Douyinが提供するこの機能に関連するすべての動画素材は、著作権を取得しています

Douyin内の中国語でも使用条件とプライバシーに関して、より長いポリシーが見つかった
主要箇所の翻訳
この機能が提供する顔を変える効果は、写真に基づいて写真を重ね合わせることによって生成される架空の画像です
元の作品が変更され、この機能を使用して生成された動画が実際の動画ではないことを示すために、この機能を使用して生成された動画に透かしを入れます
透かしを消さないでください
・・・消せるのかよ
前述の検出プロセス中に収集された情報及びあなたの写真を使用して顔を変える動画のために生成する情報は、検出及び顔の変更の際の照合にのみ使用されます
他の目的には使用されません
・・・その保証は?
また、照合された情報はすぐに削除され、顔の特徴は保存されません
この機能を使用する場合、当社が提供する素材のみを使用できます
素材を自分でアップロードすることはできません
当社が提供する素材は、著作権者により承認されています
未成年のインターネット個人情報保護規則および関連する法律と規制の条項に従い、子供や若者の個人情報を保護するため、この機能は未成年者の使用を制限しています
TechCrunchはTikTokとDouyinに対し、ディープフェイク機能のリリース時期、生体認証情報のプライバシー保護方法、年齢制限について問い合わせた
TikTokは質問への回答を控えたが、広報担当者
「チームで確認した結果、TikTokの機能にはないこと、また今後導入するつもりはないことを確認した。あなたが探しているのはDouyinに予定されているものだと思う。あなたのメールにはDouyinのスクリーンショットとDouyinに言及するプライバシーポリシーが含まれている。TikTokではDouyinを使用していない」
TikTokはその後TechCrunchに
「アクティブではないコードフラグメントを削除して混乱を排除しているところだ」
これはTikTokで顔交換コードが見つかったことを暗に確認したもの?

Douyinの広報担当者はTechCrunch
「Douyinは事業を展開する管轄区域、つまり中国の法律および規制に従っている」
TechCrunchはTikTokのアプリに顔交換の利用規約と機能が含まれていることを確認したものの、Douyinは否定

ディープフェイク機能のコードと英語の利用規約がアプリがすでにアクティブ化され利用規約が見つかったDouyinだけでなく、TikTokの中で見つかった理由を説明していない
ワシントン・ポストは情報筋の話として
同社が中国の要請で政治的・性的コンテンツを検閲していると報道
TikTokの米国法人は中国政府からの検閲要求に従っていることを否定

ディープフェイクの顔交換機能は、中国や米国では公式にリリースされない可能性はあり得る
だがリリースされていなくてもすでに機能は完全で、偽情報や同意のないポルノで批判されているにもかかわらず論争の的となっている技術を採用するByteDanceの意思は確実
少なくとも同社は未成年者によるこの機能の使用を制限し、自分自身の顔を入れ替えることのみを許可し、ユーザーが自分のソース動画をアップロードできないようにはしている
従って危険な偽情報の動画の作成、例えば下院議長のNancy Pelosi(ナンシー・ペロシ)氏が酔っ払ったように見せる動画や、トランプ大統領のような話し方をする人のクリップを作成することは避けられる
・・・信じられる?

Watchful.aiの共同創業者でCEOのItay Kahana(イテイ・カハナ)氏
TechCrunchに
「ソーシャルネットワーキングアプリが、18歳以上のユーザーのみに新しい高度な機能を制限することは滅多にない」
「ディープフェイクアプリは表面的には楽しく見えるかもしれないが、トロイの木馬になったり、知的財産権と個人データ、特にTikTokの圧倒的ヘビーユーザーである未成年者の個人データを危険にさらしたりすることは許されない」

TikTokはすでに米国海軍では禁止されている
ByteDanceによるMusical.lyの買収とTikTokとの合併は、対米外国投資委員会が調査中だ
ディープフェイクの恐怖は、さらに厳しい精査を招く
だが適切な安全対策を講じれば、顔を変える技術は作り手中心のコンテンツ新時代を招くかもしれない

・・・ムリ

ルーマニアのブカレストで4年前に創業され、最近ニューヨークのブルックリンに本社を移したTypingDNA
ある面白い技術で$700万の資金を調達しようとしている
ラップトップやモバイルデバイス上の
タイピングの特徴からその人を当てるAI技術
同社は2018年の後半にTechstars NYCの育成事業を卒業€130万のシード資金を獲得
これまでの同社の資金調達総額は$525万
タイピングのバイオメトリックス、各キーの押されたときと離されたときの詳細なタイミング情報からキーボードを叩いている人を特定
特に新しい技術ではなく2年前のPCWorldの記事によると研究は20年前にさかのぼる
あまり正確でないので個人を認証する方法としては普及しなかった
しかしTypingDNAは同社のタイピングパターン認識技術の精度は99%から99.9%の間だと自信を見せる
同社をこれまで支援してきたGapMinder Venture Partnersはアムステルダムのベンチャー企業
SECへの提出書類によると今度の新しいラウンドはGradient Venturesが支える
ここはGoogleのAI専門のベンチャーグループで3年前に誕生
TypingDNAが11カ月前にシードラウンドを調達した時
同社はその資金を技術の改良、金融とエンタープライズ方面への市場拡大に使うと
そこで今同社はアイデンティティ(本人特定)と詐欺の防止に力を入れている企業とのパートナーシップを増やそうとしている
同社のサイトによると教育機関との連携にも力を入れていて
研究や宿題の身代わり提出を防ぐために同社の技術が使われるようだ

・・・各キーの押されたときと離されたときの詳細なタイミング情報からキーボードを叩いている人を
タイミング情報って記録として残せる?

・・・どうなってく?
匿名性を捨てて顔だしにするしかないのか?
暗号通貨も完全顔出しで履歴もオープン
になったら・・・
ダレも使わない?

今日は~
シダ
出先で
寒い中萌える

今日は水やり日
オール

2020/1/19
加筆

























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