2023年2月27日月曜日

アメリカ人は耐えられない けど日本人ならダイジョウブ

2023/2/22The New York Times(NYT)
 TSMC内部からアメリカでの製造強化に疑問の声
TSMCの協力業者も高コストと労働力確保に課題
「台湾の半導体大手企業の内部で、米国での事業拡大が緊張をかき立てる - TSMCによるアリゾナ工場への$400億の投資について同社従業員の疑念が高まっている」
NYTが匿名を条件にTSMCの従業員11名にインタビュー
アメリカ工場に対して従業員の多くは、TSMCが長い間進めてきた研究開発への注力が揺らぐ可能性があると考えている
アメリカと台湾の文化の違いから、アメリカへの移住をためらっているとする従業員も
アメリカでの高コストによる生産とアメリカ人従業員の管理上の課題が
アメリカへの製造プロセス移管を難しくしていると多くの従業員が指摘
台湾ではエンジニアは毎日長時間、しかも週末もシフト制のため働くことが当たり前
アメリカの従業員がそうした条件を受け入れなければ、アリゾナ工場で働くことになる台湾からの従業員の負担が増すことになる可能性が高いと

TSMCの最高財務責任者であるWendell Huang氏
先般開催した決算説明会にてアメリカの工場建設コストは台湾で建設する場合と比べて少なくとも4倍になる可能性がある
その結果TSMCの収益性を損なう可能性があると

プライベートエクイティ会社であるKirkland Capitalの会長で元技術アナリストのKirk Yang氏
ビジネス視点で見たTSMCのアメリカ投資は、費用が高すぎて意味がないとコメントをNYTに
同氏はTSMCは政治的配慮のためにアメリカに工場を設立することを余儀なくされた可能性がある
「これまでのところ、TSMCや台湾にほとんど利益をもたらしていない」

TSMCでは、自社のアリゾナ工場に原材料、設備、重要部品などを提供してもらうため、工場近くに協力業者も進出することを求めている
しかし、そこに参加しようとしている協力会社も労働力確保と高コストな設備投資の問題に直面
熟練した労働力と建設機械の確保については、同じアリゾナ州内で新工場の建設を進めているIntelと激しく競合

TSMCの広報担当者であるNina Kao氏
NYTからの問い合わせには答えてはいないものの
「アメリカの工場建設に関する決定は、顧客の需要、市場機会、世界的な才能を活用する機会など、さまざまな要因に基づいている。TSMCは海外の人材を企業文化に統合するためのトレーニングを強化している」

TSMCアリゾナ工場が稼働するのはまだもう少し先の予定
こうした高コストでの製造や従業員の管理など、従来のTSMCになかった課題をどのように克服して先端半導体の量産にたどり着けるか・・・

・・・コレを見こして
つまり
日本人なら耐えられる・・・との
¥安だし・・・

今日は~
2月半ば
玄関・トイレの吊ものコたち

わりとヌクかったんで
全部、外で水やり

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