2017年11月3日金曜日

遺伝子(ゲノム)編集で・・・

ぼや川より
トゲあると・知りつつ触れる・バラと美女
・・・めんどくせ~・・・

流行?の遺伝子(ゲノム)編集技術CRISPR-Cas9
生物学を大きく変える力を持った技術として数年前から注目を集めてる
うまく活用することで遺伝性疾患の安全な治療が期待
狙った部分以外まで作用を及ぼすオフターゲット効果の存在が・・・
対策の1つとして、アルゴリズムによってオフターゲット効果が作用する領域の予測が行われているのですが、アルゴリズムの予測した領域外にも変化が
この研究はコロンビア大学医療センターのWen-Hsuan Wuさんと
スタンフォード大学のKellie A Schaeferさんらによって行われたもの
CRISPRはZFN、TALENなどと並ぶゲノム編集技術の1つ
標的となる遺伝子を容易に変更できたり、複数遺伝子をターゲットにできるなど精度が高く、従来よりも必要時間が著しく短縮されることから広く用いられている
しかし、標的とする配列以外のゲノム領域に意図しない突然変異が導入されるオフターゲット効果が・・・
対策として、オフターゲット効果が最小のCas9酵素が作られたり、オフターゲット効果の起きる領域を予測するアルゴリズムが作られたりしてる

CRISPRは現在、中国で臨床試験が行われており
2018年からはアメリカでも臨床試験が行われることになっている
しかし、オフターゲット効果の予測は「シャーレの上」ではうまくいっていても、生きた動物でオフターゲット効果を確認するのに全ゲノムシーケンシング(狙った部分の他に変化が起きてないか全ての遺伝子情報を調べる)が用いられていないのではないか
というのが研究チームの指摘
とくに、かの国では?・・・
研究チームによると
CRISPRでハツカネズミの失明が治った事例において
1500を超えるヌクレオチドの変化や100カ所を超える削除・挿入が
オフターゲット効果の予測アルゴリズムが予測しなかった場所で発生した
ただし、論文の共同執筆者で眼科のVinit Mahajan准教授
こうした新たな治療法には潜在的な副作用があるものだと理解を示した上で
「そのことを我々は知っておく必要がある」
研究チームとしては、この論文はCRISPRが危険だと警告するものなのではなく
オフターゲット効果の予測において全ゲノムシーケンシングが必須
さらなる安全・正確な異なるゲノム編集の方法を願ったもの・・・

今日は~
ファレノプシス ロビー/Phalaenopsis lobbii
先月の半ば
ウィルソニーと一緒に玄関へ
多少は成長した?
朝、0℃が続くようならミニ温室へ

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